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2005年9月18日・・・ベネリM3降臨!三度ミツ○シへ。 [始めての猟銃所持]

前日が子供の運動会だったため(しかも役員だったので)、疲れはかなり溜まっていました。
ですが朝起きて「何とか行けそう」と夫婦互いに確認し、朝7時前に宇都宮に向けて出発しました。
またもや利根川→つくば学園都市→筑波山→鬼怒川を経て、茨城県から一般道130キロを通って宇都宮に突入!
9時過ぎには宇都宮市に入ったため、とりあえず鬼怒川ふれあいビーチで時間潰し。
キャンプサイトやバーベキュー場もあっていい所ですが、川遊びは出来ないのでしょうか?
(鮎の友釣りが出来るので川遊びできそうに思ったのですが。見つけられなかっただけ?)

10時半にはミツ○シ銃砲店に到着!
いつものように快くマスターが迎えてくれました。
すぐに娘さんもいらっしゃり、私達の書類を作ってくれます。
他にもお客さんがいらしたので、それをしばらく待っている間、私達は店内をブラブラする事に。
ベレッタ682かぁ、いつ買えるかなぁ。DT-10欲しいなぁ。
ブローニングのシナジーか、格好いいなぁ。あ、モスバーグのボルトアクションじゃないか、これ。
等と邪念と妄想の中、ウィンドウショッピングをしてました。
妻とは「国体にでも出られるようになったら、新銃を買おう。」という、夢物語を語ってました。
(いつの日になるやら)
次に銃の購入時に必要な付属品を一式買います。
何も知らない私達なので、娘さんに頼んで色々と出して貰います。
まずはガンケース。警察に銃の確認で持って行く時、むき出しでは行けませんものね。
当初私はハードケースがいいかなぁ、と思っていたのですが、ソフトケースの方が便利という事で、
2人共ソフトケースを購入する事にしました。一応、妻はベレッタの純正品です。
次にクリーニング・キット。手順と一緒に必要な道具を教えてもらいます。
・まず洗い矢。
・鉛落とし(金属性のブラシ)
・油拭い(ガマの穂のような毛糸?がついたブラシ。小型のモップのようです。)
・ガンオイル(普段の掃除はこれでOKだそうです。)
・ソルベント(火薬カスや鉛が付着した時に使用。)
一通りセットになっているものと、別にガンオイルとガンクリーナーだけ購入しました。
それと空撃ち用の薬莢。
今はこれで銃の手入れをするのが楽しみですが、何せ3日坊主な性格なので、
この先もずっとこまめに手入れして行くかどうか不安です。
(自分で不安に思ってどうするって気もしますが・・・。)
うーん、手入れがあまり要らないステンレス製の銃が、私には向いているのでしょうか?
次に実際に銃の分解と組み立て方法を、一通り教えて頂きます。
まずは妻のベレッタ。これはごく普通に教習射撃と同じ手順で大丈夫です。
先台を外し、銃を開放すると銃身と機関部に別れます。組み立てはこの逆。
また銃を解放後は、空撃ちをする時は一度トリガーを引いた後に銃床の下を叩く必要が
あるそうです。そうしないと2発目のトリガーが引けないとの事です。
これは昔の銃は反動式(振り子式?)と言う方法で、銃を撃った反動で二の矢を撃てるように
なるからだそうです。ちなみにこのベレッタには安全装置の位置に左右にスライドさせる
ボッチがついており、どちらにしても引き金を引くと「カチッ」と撃針を打つ音がします。
どうやら安全装置では無いようです。これは何の役割があるのでしょう?
妻がマスターから話しを聞いたはずですが、よくわからなかったそうです。
ベレッタのS53Eというかなり古い機種ですが、どなたかご存知の方がいらしたら、
教えてください。
(後でミツボシのマスターに電話した所、第一矢が下から撃つか、上から撃つかの
切り替えスイッチだそうです。)
次に私のベネリ。分解は銃身とチューブ弾倉の留め金を外し、先台前の留め金を外します。
これだけで銃身が外れてきます。普段は掃除するのに銃身を外す必要はないとの事です。
また機関部のピンを抜くと、引き金の部分が一式外れるとの事です。
(分解して組み立てられなくなると怖いので、多分やらないと思いますが・・・。実際、分解したけど
組み立てられないと言って修理に持ち込むお客さんも、けっこういるそうです。)
12時頃、やっと待ちに待ったMy銃を手にしました。
猟銃所持許可証はミツ○シさんの専用ケースに入れて貰いました。

子供たちは片道3時間のドライブ!ですっかり閉口してしまったので、気分直しに
宇都宮周辺の遊び場を、マスターに訪ねました。
事前にWebで色々と調べてはみたのですが、日光も那須も遠いし、公園じゃ子供たちが
満足しないし・・・といった感じで悩んでいたのですが、娘さんが「J.J.Club100はどうですか?
どこにでもあるんですけど。」と教えてくれました。
またもや地図を描いて貰い、銃は防犯のため預かって貰う事しました。
既に昼飯の時間のため、前回ミツ○シさんで教えてもらった中華料理屋ミン○ンへ行きます。
前回はラーメンと餃子を頼みましたが、今回はニンニクラーメンに挑戦します。
出てきたニンニクラーメンは、ニンニクというよりトウガラシラーメンと言った感じでした。
ウマイんですけど、トウガラシが辛くてスープが飲めない、って感じです。
(スープを飲むとムセてしまいました。)
即効ラーメンと餃子を平らげると、J.J.Club100へGO!
ここは日本全国にチェーン店があるらしく、まず会員登録をします。
15分105円で、中では全てやり放題です。
スポーツ・ポケバイ・ビリヤード・ゲーセン・ダーツ・卓球・カラオケ・漫画喫茶などが
合わさった統合型アミューズメント・パークと言った所でしょうか?
夜には親の実家へ行く必要があったため、長くは遊べませんでしたが、当初1時間だけのつもりが、私達の方も夢中になり1時間半遊んでしまいました。

3時過ぎ頃にミツボシへ戻り品物を受け取ると、娘さんが
「先ほどウチのお客さんでホームページを見て知っている方がいらして、メッセージを残して
行かれましたよ。」と言って一枚の名刺を渡してくれました。
見てみると、私がオンライン師匠の1人に(勝手に)している「おとうたま」さんからの
メッセージではありませんか!
光栄な事に「本日は時間が空いており、お会いしませんか?」と書いてあります。
さっそく名刺に書かれた番号に電話をし、近くのファミレスでお会いして頂く事になりました。
正直言うと、前日にぷくぷくさんのコメントを頂き、私も
「明日か明後日にミツ○シに行きます」と書いたので、もしかして運が良ければ
誰かにお会いできるかも、とかすかに期待していました。
ただ書いたのが夜中の12時頃だったのと、「明日か明後日」というアバウトな日程だったため、
よほどタイミングが良くなければ難しいと思っていました。
(運動会でクタクタに疲れており、日曜に行けるかどうかわからなかったのです。
ごめんなさい、ぷくぷくさん・おとうたまさん。)
それがわざわざミツ○シさんにいらして、メッセージを残して頂けるなんて・・・。
娘さんが言うには、私達が食事に出た20分後くらいにいらしたとか。残念。
ファミレスにつくと、ほとんぼ同時に「おとうたま」さんがいらっしゃっていました。
お会いした感じは、本当にブログ通りのお優しい柔らかい人柄の方でした。
(わざわざウチの息子のために退屈しないようにジャンプまで持ってきてくれました。謝々)
おとうたまさんは「射友の輪」を広げようと思われているらしく、まだ初心者(未満)の
私達(特に私ですが)の事を、ぷくぷくさんと大変心配してくれていたようでした。
おとうたま曰く「自動銃は場所によっては大変嫌われるので、マナーや安全確認には
十分気をつけるように。」との事でした。
やはり最初に嫌な思いをしてしまうと、後々射撃仲間にも入れませんし、面白くない思いをして、
結局射撃を辞めてしまう事になりかねないとの事です。
自動銃やポンプアクション銃が射撃場で嫌われる事もある、と言うのは私も聞いていましたが、
それほどとまでは思っていませんでした。
ただ自動銃は上下二連と違い、一目で「発射可能状態か、開放された状態か?」はわかりません。
それは一緒にいる人に不安感を感じさせる事は想像できます。
私も一番最初に射撃場を見に行く時、不意に暴発して撃たれるのではないか、と考えてしまい
ました。思わず建物に弾痕がないか確認した事を覚えています。
おとうたまさんご自身も、銃を所持した最初の頃は周囲に射友がいたわけではなく、ネットや
射撃場で段々と友達を増やしていかれたとの事でした。それだけに周囲に知り合いがいない
私達の事を心配してくれたそうです。
それ以外にも、最初はスキートは中々当たらない事やダブルトラップについてなど、色々な話を
面白く話してくれました。私が教習射撃でほとんど当たっていない事を話すと
「教習射撃はその後の(射撃の成績とは)関係ないです。中には教習射撃で満射を取った人も
いますよ。」と言ってくれました。
まずは平均で10が最初の壁であり、次に20が壁だそうです。
という事で、私達のまず最初の目標は、平均で10!です。
私には一緒に銃や射撃に関して話し会える仲間がいないので、とても有意義でした。
残念ながら後の予定があるため、小一時間ほどでお別れする事になりました。
帰りはまた行きと同じ道でした、時間は4時間半かかってしまいました。
途中、筑波山から上る十五夜の月が非常にきれいでした。
家に帰ってから、2人して銃を取り出し、とっくりと眺め回した事は言うまでもありません。
やっとの思いで手にした、My愛銃。
これで来週は撃ちまくるぞぉ~!


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2005年9月16日・・・ついに出ました、所持許可証。 [始めての猟銃所持]

ついに出ました、銃所持許可証。この青いちっちゃな手帳を手にするために、何ヶ月かかったやら。
ハッキリ言って、取得自体はそんなに難しくないです。テストも英検や情報処理試験の方が
はるかに難しいし、自動車免許みたいに教習所で何十万円も払わなければいけない訳じゃない。
でも、長いです。このご時世で、こんなスローな作業は考えられません。
それに手続きは全て平日で、ちょくちょく会社を休まなければなりません。
「銃を持つぞ!」と決めて警察に行った5月30日から、約3ヶ月半。
全ての単位が月(Month)なのが、衝撃でした。
まあ銃を持つ人は、これぐらい余裕で待てるような「気持ちのおおらかな人」でないと
いけないのかもしれませんがね。即断即決型または短気の人には向かないでしょう。
(私の事です。)
昼過ぎに警察に電話すると「昨日ハガキを出しました。」と言われ、超ダッシュで警察署に
向かいました。
とりあえず保管状況の書類は、銃の確認時でOKとの事。
ちなみにガン・ロッカーは、警察も「所持許可が出てからでいい」と言ってくれましたが、
「とりあえず銃関係の事に触れていないとたまらない!」という禁断症状が出て、
先走って購入してしまいました。
妻は後から所持許可を貰いに行きました。この日、妻はパートの集まりがあったためです。
銃関係の事で夫婦別々に行動するのは、初めてです。
(警察の人にも「奥さんは?」と真っ先に聞かれてしましました。)
午後3時には、妻から「(所持許可)貰ったよぉ~」という電話をうけ、
ついに夫婦揃って猟銃所持許可証をGET!バンザァ~イ!
翌日は子供の運動会のため、日曜か月曜に、ミツ○シへMy銃を引き取りに出発だぁ~!


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2005年9月13日・・・L.L.Beanベスト、キター! [始めての猟銃所持]

この日にやっとベストが到着しました。
実はけっこう待たされました。
注文した時は、「2~3週間」と言われ、3週間経っても来ないのでメールをすると
カスタマーセンターより「3~4週間」と言われ、4週間たってメールすると
「今週末まで待て」という事でした。
航空便なのに、どうしてこんなに時間がかかるのでしょうか?
まさか貨物専用機は、太平洋を横断するのに2週間もかかると言うのでしょうか?
もちろん日本の税関は世界一優秀で、チェックも細かいという事は聞いています。
しかし・・・たかがベストを購入するのに1ヶ月もかかるんですか?
ベストは(短期間で)変質するとも思えないし、危険物とも思えません。
中に寄生虫や外来生物がいるというのも、考えにくいです。
それで1ヶ月?
このインターネットなどでワールドワイドに情報が飛び回る世の中、
商品デリバリーに1ヶ月かかるなんて、それだけで失格です。
仕事に関する事だったら、論外です。デリバリーに1ヶ月かかるようでは、それだけで
選考対象から外れてしまいます。
日本は貿易立国のはずです。もう少し、何とかならないものでしょうか?
まじめに「もう来ないかもしれない」と思いました。

グチはさて置き、ベスト自身は満足の行くものでした。
デザイン的にも、他のシューティング・ベストよりはお洒落だし、色々な所に
ちょっとしたアクセント的な小物入れが付いています。
これならタウンユースに使えない事もない、と思っています。
(まあ使いませんが。ポケットが多いのでキャンプには使えそうです。)
いくつか弾を挿しておく場所があります。でも少し小さいように思えます。
12番の装弾が挿しておけるでしょうか?
あと細かい所でメガネ(シューティンググラス)を入れるポケットがあります。
これはこれでいいのですが、おかげで肩付けのパットがウエストの位置まで
来ていません。トラップ用なのでしょうか?
スキート用には別のベストを、買わないといけないかもしれません。
何はともあれ、夫婦でお揃のベストを手に入れる事が出来ました。
心配したサイズも、特に問題はありません。
本当ならベストはピッタリと胸部や腹部にフィットしている必要があるのでしょうが、
そこは素人。まずは撃てればいいので。
(それとあんまり体にピッタリだと、すぐに着れなくなりそうで怖いです。)
私はチビデブ体型(会社の人間には「隠れデブ」と呼ばれています。と妻に言ったら
「今はもう、隠れてない」と言われてしまいました。)
ですが、L.L.BeanのベストはSサイズで丁度でした。
さあ後は、銃だけ!(それが一番肝心ですが)
出来れば来週にはこのベストを着て、射撃場でベネリを撃ちまくっていたいものです。


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2005年8月15日・・・所持許可書提出! [始めての猟銃所持]

話が1日分、前後してしまいますが・・・。

さっそく警察署の生活安全課に、ベネリとベレッタの「猟銃所持許可書」を提出に行きました。
やはり今まで対応してくれた若い担当警察官です。
1人9000円の収入証紙を購入します。
この時、完全に勘違いしていたのですが、教習射撃と所持許可申請が3ヶ月以内の場合は、
戸籍抄本と医師の診断書は不用だと思っていました。
初心者講習の時に、講師担当の係官がそう言っていたとばかり思い込んでいたのです。
実際には
「教習射撃と所持許可申請が3ヶ月以内の場合は、戸籍抄本と住民票と経歴書は不要。」
という事でした。(これは私の住む県の場合で、他の県の場合はわかりません。)
あわてて診断書を取りに行きます。お盆休みの真っ最中でしたが、運良く駅のそばの整形外科が
開いていました。(ここで診断書3000円也×2がかかってしましました。)
昼前に何とか提出が完了しました。
この時、一緒に「銃の保管状況に関する書類」を渡されましたが、私が
「銃ロッカーだけ購入して、銃の所持許可が出ない場合は、どうするんでしょうか?」
と質問すると、担当官は
「それもそうですね。だったら保管状況に関する書類は所持許可が出てからでいいです。」
と言ってくれました。
私の住む市の場合は、所持許可は1ヶ月後に出るそうです。ハガキで通知が来るとの事でした。
あ~あ、長いなあ。
昼過ぎに、両親の所へ遊びに行っていた子供達が帰ってきました。
まだ疲れが取れず家でゴロゴロしていたのですが、高まった銃への欲求のせいで、
ジッとしていられません。
この機会に県内の銃砲店を参考までに見ておこうと思い、東金の銃砲店へ向かいました。
ここは以前に銃ロッカーを電話で問合せた時、価格が一番安かったのです。
(ミツ○シ銃砲店から取り寄せるのは、輸送代がかかりそうなのと、車で運ぶのも大変そうなので
やめにしました。)
ここのマスターも親切な方で、色々と相談に乗ってくれた上、私達が夫婦で射撃を始めるため
最初に予算が大分かかる事を同情し
「銃ロッカーは1つ買ってくれれば、もう1つは中古を上げるよ。」と言ってくれました。
当然ロッカーはその場でお願いし(在庫はあるそうですが、その日は私がお金を持って
いなかったので)2週間後に受け取りに来る事にしました。
これで地元にも、相談できそうな銃砲店が出来て一安心です。


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2005年8月16日・・・個人輸入、L.L.Beanで射撃用ベストを買う! [始めての猟銃所持]

射撃場ではベスト着用必須という事と、教習射撃でやはりベストは必要だと感じたので、
射撃用ベストを購入する事に決心しました。
(今までの考えでは、ベストの購入順位は下の方でした。)
ミツ○シ銃砲店ではベストの在庫が豊富だったので、時間をかけて見てみたのですが、
女性用というのがネックになり、妻が気に入ったデザインでピッタリ合うサイズは
見つかりませんでした。
女性の場合は基本的に、気に言ったベストのSサイズを購入して直しに出すそうです。
それとせっかく夫婦で始めるのだから、出来れば揃いのベストがいいのではないか、
という事も考えていました。
そんな時、やはり「おとうたまのブログ」で「L.L.Beanで個人輸入した」という話を思い出しました。
まずは日本のL.L.Beanのサイトにアクセス!しかし日本では射撃用ベストの需要が少ないせいか、
サイトには出ていませんでした。
そこで本家のL.L.Beanのサイトにアクセス!
ありました!「Outdoor」の「Hunting&Fishing」のコーナーで射撃用ベストが!
うーん、色もグレーでまあまあお洒落な感じ?
デザイン的にも片付けのパッドの部分が無ければ、普段でも着れそうな感じです。

(しっかし射撃用ベストって、どうしてあんなダサイのしか無いんでしょうか?
お洒落なイタリー人が作ったのなら、もうちょっとファッショナブルでも良さそうですが。
ひねりのない赤とか青とかもしくはカーキの単色がほとんどです。
1万数千円から2万以上するんですから、もう少し考えて欲しいものです。)
しかし問題はサイズになります。一応サイズ表を見ますが、合うのか合わないのかわかりません。
とりあえずメンズのSとレディスのSを1つづつ注文しました。
ところが輸送費等の高い事!80ドル足らずの商品に輸送費や手数料で40ドルもUPしている
ではないですか!
一瞬買うのをやめようかと思いましたが、デザインや色が気に入っているのと、それでもまだ
日本で買うよりは若干安いようなので、購入する事にしました。
配送されるまで2~3週間!と出ています。(飛行機便なのに、なんで・・・?)
ちなみにShotgun-shootersのサイト
(http://www.shotgun-shooters.net/tokusyu/tokusyu-0011.html)で、
「ベストの個人輸入が一番先に行われるが、一番失敗しやすい」
とあります。やはりサイズで失敗する以外に、体型的に外国人のベストは日本人に会わない事が
あるそうです。
さて、私達夫婦のShooter's Vest、当たりかハズレか?
答えは2~3週間後に出ます!


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2005年8月13日・・・ベネリをたずねて三千里 [始めての猟銃所持]

宇都宮のミツ○シ銃砲店へ行くため、朝7時にドシャ降りの中、出発しました。
名目は「妻のベレッタの銃床の調整のため」ですが、ともかく取り置きを頼んだベネリM3に
会いたかったのです。
昨日は「もしかして向いてないかも・・・」等と弱気になった私達ですが、一夜明けると
新たな意欲が湧いて来ました。
(妻は「体が痛い」と終始車の中で寝ていました。上半身筋肉痛だそうです。
箸より重いものを持った事が無い姫妻なもんで・・・本人は否定するでしょうが。)
しかし時はお盆休みの真っ盛り!当然東北自動車道がクソ渋滞している事は予想できます。
私は利根川を超え、筑波山の横を抜け、宇都宮に至る道(一般道を130キロ!)を
選択しました。
幸運にも利根川を越える頃には豪雨も収まり、筑波山を過ぎる頃は晴れ間も見え始めました。

午前10時にはミツ○シ銃砲店に到着しました。
さっそく2階に上がると、マスターが先客と話していました。
(このマスター、どっちかと言うと銃砲店の店主より税理士か市役所の人のような感じです。
今までの銃砲店のマスターはどっちかと言うとギラギラした精力的な感じの人が多いように
思うのですが、この方は話し方もソフトで逆に拍子抜けな感じがするくらいです。)
以前に私達に接客してくれた若い(キレイな)女性が「主人が」と言っていたので、30代か
40くらいの男性を想像していたのですが、どうやらお父さんのようです。

先客が帰るとマスターは「ベレッタの人ね」と言って、予約していた妻のベレッタを取り出し、
妻に渡すと構えを見てくれました。
「やはりちょっと長いね」と言うと「私の好みで(銃床を)切りますが、いいですか?」と
確認してくれました。もちろん銃に素人の私達はそのつもりで来ているのでおまかせしました。
そうこうしている内に、前回に接客してくれた女性がやってきました。やはりマスターの娘さん
のようです。今回はさらにお嬢さん(マスターのお孫さん)も一緒です。
私も自分が予約したベネリM3を出して貰いました。う~ん、やっぱりカッコいいなぁ。
早く自分の物として撃ってみたい。
ちょっと構えてみると・・・あれ?何かこの前より重く感じる。(私も微妙に筋肉痛です。
だって3.5キロの物を75回も上げ下げしたんですから。私も普段はマウスより重いものは
持った事がない、華奢~ンなダンナです。)
狙いをつけてみます。教習射撃では狙いは銃口の先の照星と中間照星で付けますが、
このベネリはスラッグタイプのためか、照星と照門があります。
う~ん、ちょっとクレーは追いにくいかも。
ベネリM3の特徴でもあるスライドアクションをやってみようと思い、先台を引きましたが
動きません。スライドアクションとセミオートの切り替え方がわかりません。
娘さんに聞くと、先台の前にあるツマミを左に回転させてスライドを引くそうです。
う~ん、これだとスライドアクションをする時は、常に親指でツマミを左に回転させて抑えて
置く事になります。格好よく、スライドさせながら撃つなんて、まず出来そうもありません。
やはりスライドは非常用なのでしょうか?
娘さんが「ベネリを好きな人は、今のベネリよりこのタイプの方が人気があるんですよ。
遊底を引くところが、昔の方が雰囲気が出てるって。(ただの丸いつまみですが)
今のベネリは(新銃を指差し)ここが普通のレバーになっているんですよ。」
う~ん、私は今の方が指をかけやすくて良いようにも思うのですが、まぁ人がいいと言うんだから
イイんだと思いましょう。確かに私が買ったベネリの方が無骨な感じはします。

マスターの方は一生懸命に妻のベレッタ(まだ妻のじゃない?)と格闘していました。
マスターが見せてくれましたが「昔の銃はしっかり作ってあって、銃床の中に鉄パイプが入れて
あるんだよ。だから簡単に切れないんだよね。」と言って、ストックの部分を見せてくれました。
なるほど、木の銃床の中に鉄パイプが入っています。
それと昔のせいか、肩付けするパッドも薄い事!ただの鉄板のようです。(5ミリも無い位)
パッドも1センチ程度のクッションが効くものに交換して貰います。
ついでに伺ったもう1つの目的である、トラップ用の中古銃があるかどうか聞いてみました。
妻のベレッタが私にはとってもカッコ良く見えたので、私にも同じように5~6万ぐらいで
程度の良い中古銃を出して貰おうと考えていたのです。
残念ながら、今の所は私の希望するような中古銃はないそうです。
12時くらいまで店の中でフラフラさせて貰い、譲渡証明書を貰いました。
(どうやら、妻は娘さんのお嬢さんに気に入られたようで、ママゴト遊びに付き合わされて
いました。作業台の下でかくれんぼなど、なかなか可愛らしい女の子です。)

せっかく宇都宮まで来たので、オイシイ餃子のお店を紹介してもらいました。
(本当にミツ○シ銃砲店の方は親切で、わざわざお店がやっているかどうか、電話で確認を
取ってくれた上、地図を描いてくれました。ありがとうございます。マスター・娘さん!
教わったお店もとってもオイシかったです。)
午後1時半ごろに宇都宮を出て、家についたのは5時すぎでした。
(余談ですが、この日の東北自動車道は下りは50キロ・帰りも30キロもの渋滞だったそうです。
高速道路を使ったら何千円も取られた上、どれほど時間がかかったか。
遠距離でも、場合によっては高速を使わないで移動した方が良い、と新たな発見でした。)


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2005年8月12日・・・初めての体験、射撃教習Episode2(実射編) [始めての猟銃所持]

分解・組立てが終わると、いよいよ実際の射撃に入ります。
生まれて初めての射撃!期待と不安がMAXまで高まっています。
左から1番オジイサン、2番わたし、3番妻と並びます。
私はオジイサンに背を向けているのですが、手の振るえは大丈夫でしょうか?
「アレっ?」とか言って、いきなり背中から撃たれそうで、ちょっと怖いです。
今回は、正面にまっすぐ飛ぶクレーのみです。50発が練習で、最後の25発が試験となり、
その内2発当たれば合格です。
75発の弾はけっこう重いです。この内25発をベストのポケットに入れます。
なるほど、ベストはこういうためにも必要なんだな、と思いました。
普通のベストではこんな大きなポケットは付いていないし、あっても装弾の重さでポケットの底が
抜けてしまいそうです。
まずはクレーなしで1発撃ちます。S講師の「じゃあ撃って」という指示により、オジイサンから
撃ちます。構えている姿は流石にそんなに振るえは無いようですが、やけに肩付け位置が高いように思いました。

次は私です。いよいよ生まれて初めてのバージンショットになります。
下段の薬室に1発装填し、先台を跳ね上げて銃を閉じます。
構えて引き金を引きます。
ダン!
イヤマフのおかげで半減した発射音と共に、肩(というより上半身に)衝撃がきました。
バランスが悪かったのか、ビビッたのか、「ととっ」と少し後ろによろめきました。
予想よりかなり強い反動に思えました。右肩の付け根を強く突かれた感じです。
パンチではなく、手刀で水平に打ち込まれた、と言った感じが一番似ているでしょうか。
痛みはそれほどではありません。ですが1発目の衝撃でけっこうビビッてしましました。
ここまでけっこうな金額をつぎ込んで来ましたが、「これは俺には向かないかもしれない。」という
考えが頭をよぎります。
妻も1発目を撃ちました。S講師から「頬付けが甘い」という注意が飛びました。
おそらく本当の銃を撃った事のない人は、けっこう勘違いをしていると思う点が「頬付け」です。
銃を構える時、肩付けは何となく映画などを見ているので出来るのですが、頬付けが出来ている人はほとんどいないのではないでしょうか?
グリップの後ろ・銃床上の部分を頬骨の下端に頬の肉ごとぐいっと押し当てるように頬付けします。
無理に頬付けしようとすると頭を傾けてしまいますが、首は前に出す感じです。
この頬付けする事により、銃口上のサイトと利き目が一直線に並び、照準が出来るようになる
との事です。
(これはクレー射撃の場合で、ライフル射撃はわかりません。)

次はいよいよクレーが飛びます。
オジイサンの次に、私が先ほどと同じように、銃の確認・装填・銃を閉じる・構えを行い、
クレーの射出口に狙いをつけて、「ハイっ!」を声をかけました。
「シュッ」という音?と共にクレーが飛び出します。
(実際にはイヤマフをしているので、音は聞こえていません。そういうイメージです。)
何度か射撃場に行き、クレーの飛ぶスピードを覚えていたはずなのに、銃で狙いつけてクレーを追う
事が出来ません。あっと言う間に遠くへ飛んでしまい、あわてて引き金を引きます。
ダン!という衝撃が再び肩に来ますが、そんな状態で当たる訳がありません。
クレーは悠々と空を飛び、空しく対面の崖に衝突して落ちました。
S講師から
「銃を構えて腹が出ちゃダメだ。もっと前の方に重心が行かないと。左足に体重の7割くらい
が乗る感じだ。」と言われました。
しかし言われた通りやっているつもりですが、次からも「シュッ、ダン、からん」と行った感じで
一向に当たる気配はありません。構えてクレーの射出口を狙う、クレーが出る、オタオタと照準を
付ける、クレーがその間に飛び去る、あわてて引き金を引く、当然外れてクレーは空しく崖へ。
これの繰り返しです。
気が付いたら最初の5発を撃ち終えていました。隣の射台へ移動します。
ここでも同じです。「シュッ、ダン、からん」が続きます。
すると6発目か7初目でしょうか?オジイサンがクレーを当てました!
キレイには割れませんでしたが、確かに2つに別れて飛んでいきます。
内心「こんなオジイサンよりは(俺の方が)当たるだろうな」と無根拠な自信を持っていただけに、
けっこう焦ってしまいました。(オジイサン、ごめんなさい)
すると次には妻が・・・見事命中!クレーは粉砕されました。
よく銃砲店や射撃場の人が「奥さんの方が上手になったりして」と言っていましたが、
半分冗談として聞いていました。
しかし、妻にまで先を越されてしまうとは・・・夫の面子が・・・。
さらに5発撃ち終え、射台の移動。3人の中でまだ当たっていないのは私だけ。
その次の5発もまったく当たりませんでした。その間にも、オジイサンも妻も3回か4回に一度は
クレーを撃ち落しています。
「このままでは、本当に2枚すら当たらず、射撃教習は不合格となるかも・・・」
という不安が現実感を伴って、脳裏をよぎります。
アチコチのサイトや本に「通常以下の運動神経の持ち主でも、まず間違いなく2枚は当たるので、
不安を感じる事はありません。むしろ射撃教習では銃を落とす・引き金に指をかけるなど安全面に
気をつけて下さい。」と書かれていました。
もしかして、このまま「クレーを1枚も割れずに、射撃教習を落ちた珍しい男」という汚点を
残してしまうのでしょうか?
ますます気持ちは焦り、銃身の動きは極端に早くなったり、ゆっくりすぎてクレーが飛び過ぎて
しまい、あわてて撃ったり。そんな感じでまったくクレーを撃ち落せそうにありません。

15発までまるで当たりません。さらに射台を変え、5番の射場に入りました。
シュッという音と共にクレーが打ち出され、銃身の先がクレーを追い越してしまいました。
そのままヤケクソ気味に引き金を引くと、クレーが砕け散るのが見えました。
・・・あれ?今のが当たったの?・・・
正直、そんな感じでした。色々な体験談の中には「爽快感が・・・」「こんな面白い事はない」
と書かれていましたが、私の場合は自分で撃ち落したという実感はなく、勝手にクレーが砕けて
しまったように思えました。
やがてもう1発、やはり銃身がクレーを追い越して引き金を引いた時に、クレーが粉砕されました。
「あれ、当たった?」という感じです。
おとうたまのサイトで「クレーが見えていると当たらない。見えないクレーは当たる。」とありますが、
まさしくそんな感じでした。
結果はオジイサンが6枚程度、妻は5枚、私が3枚でした。
S講師が「構えは悪くない。クレーは狙ってはダメだ。決して銃身を上下させたりしない。
スー、ポンという感じで感覚で撃つんだ。」と言ってくれました。
また「射場に入ったら足をむやみに動かさない。一度位置を決めたらそのまま構えるんだ。
足は肩幅くらいで開きすぎないように。」という注意も受けました。
次の25発は7枚撃ち落せました。妻も7枚ぐらい。
いよいよ本番です。
ちょっと調子が上がってきたのか、割りと早い段階で2枚は撃ち落せ、ホッとしました。
しかし疲れのせいか、今度は妻の調子が悪そうです。
コンスタントに4枚ぐらいに一度の割で撃ち落していたのに、当初10枚までまったく当たって
いません。
それどころか撃ち方もかなり投げやりで、とりあえず弾を消費するために撃っているような感じです。
装填して銃を閉じる時も、銃口が上がっていません。注意してあげようかと思ったのですが、
試験中でもあり、とりあえず口に出すのは止めました。
(サインを送ったつもりでしたが、妻は疲れて気づいていないようでした。)
最後に妻も気合を入れて2枚撃ち落した時は、ホッとしました。
こうして最後の試験の結果は、オジイサン9枚、私8枚、妻が5枚という状況でした。
S講師の方曰く「先台の先の方を持ちすぎる。それで構え直してフォームも定まらない。
これからは先台の真ん中くらいを持つといい。」という忠告を頂きました。
射撃場の人が言うとおり、確かにこのS講師の方は教え方が上手でした。
余計な射撃理論は言わず、初心者に好きに撃たせた後に的確に必要な事だけを指摘する。
最初にイイ人に指導して貰えて、ラッキーだったと思います。
全員合格の言葉を貰い、待合室へ戻りました。
教習結果を見てみると、私も妻も試験の点数は99点!です。(試験は危険行為や
安全確認を怠った場合に減点されるので、クレー射撃の結果とは関係ありません。)
しかしクレー射撃の結果の方は、
私が、3枚、7枚、8枚。
妻が、6枚、7枚、5枚。
やはり才能が無いのでしょうか?前日までの「俺なら出来る!」という無根拠な自信
のため、けっこう落ち込みました。なにぜ自分で「次の更新は出来るかどうか・・・」
と言っているオジイサンに負けてしまったのですから。
なお射撃中はかなり集中していたようで、発射の衝撃は最初の一発以外は気になりません
でした。
しかし妻は「途中から手が上がらなくなった。2ラウンド目で限界だった。」という事です。
最後の試験の時は、やはり「もういいから早く終わって」という気持ちだったと言います。

9時頃から始まって、12時半には教習は終了しました。
終わって見ると、この射撃場は非常にリラックスできるいい環境だったように思います。
最後に私達夫婦に1枚づつ1R無料券を頂きました。
疲れた私達2人は、そのまま潮来見物もせずに、まっすぐ地元に直行しました。
(その後ですが、妻はこの日は「体が痛い。筋肉痛だ」と言って1日寝ていました。
次の日は宇都宮まで行ったのですが、やはり車の中で寝どおしで、帰ってからも寝てました。
この日から「顔が痛い」と言い出し、右の下あごが虫歯のように脹れてしまいました。
やはり肩付けと頬付けが良くなかったようです。アザにこそなりませんでしたが、下あごは
3日ほど脹れていました。
さらに3日目から、今度は右胸の上が抑えると痛いようです。アバラ骨にヒビが入ったかも、
と言っています。
これほど痛い思いをしたので、妻の射撃への熱意はすっかり失せてしまうのではないかと
心配したのですが、めずらしく「やる!」と言い切っています。)

今から思い返すと教習射撃はやはり面白かったです。
今は1日でも(自分の銃で)早く撃ちたい気持ちで一杯です。
(だから他の人のサイトを読みまくって、自分が撃ったつもりになっています。)
ただ期待が大きすぎたせいか、撃った瞬間から「こんな面白い事はない!」「爽快感が!」
という事は、私の場合はありませんでした。
私の父が海外(プーケットだったと思います。)で散弾銃を撃った時の話で、
「撃っていると興奮してきて、つい撃ちすぎてしまう。気がついたら何万円も使っていた。」
という話をしていました。
しかし私は別に撃っていても興奮もしなかったし、撃ちすぎるという感覚もありませんでした。
(妻も私と同じだと言います。)
まあ、それでも夫婦で対等に出来る楽しい趣味だと思います。
これからの射撃ライフ・・・。
夜中に夫婦で「どこの射撃場に行くか、何を買うか、目標は何にするか?」などと
コーヒー飲みながら語り合っています。
・・・サイトばっかり見ていて、怒られる時もありますが。


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2005年8月12日・・・初めての体験、射撃教習Episode1(講義編) [始めての猟銃所持]

教習射撃当日です。(この日から私は盆休みを取っています。)
前日はレイトショーで「スターウォーズ・エピソード3」を見たため、ベッドに着いたのは午前1時半。
しかし3時頃には雷雨のため目が覚めてしまい、しかも興奮のためか、その後は
中々眠れない状態でした。
朝6時半に家を出発し、潮来に向かうと予定外に早く、8時くらいには射撃場に到着しました。
しかし、潮来射撃場の場所のわかりにくい事。まずカーナビに「射撃場」と出ているにも関わらず、
射撃場に到る道は記録されていませんでした。
しかも地図通り国道51から行ったにも関わらず、山の中(それも雑木林の中の細い道)を
進んだあげく、田んぼの横を通り、人家の隣(私有地かと思いました)を通って
やっと射撃場に到着しました。
射撃場の建物は、今どき地方のドライブインでもないような1階平屋建ての古い建物でした。
(ごめんなさい、射撃場の関係者の方々。でも緊張しなくて良かったです。)
中に入ると、これまた田舎の公民館か田舎の土建屋の事務所のようなソファーが置いてあります。
妻は朝が早かったため、車の中でまだ寝ていました。
射撃場の前に、かなり年配のおじいさんが座っていました。
事務員さんかと思って「この射撃場の方ですか?」と尋ねると、
「いいえ、違います。」と答えました。

やがて射撃場の人(50台くらいの女性です)に、
「もうすぐ始まりますから、中で待っていて下さい」
と言われ、熟睡している妻を起こして建物の中に入りました。

どうやら先ほどのおじいさんは、私たちと一緒に教習射撃を受講する人のようです。
話によると、病気のため長い間入院しており、免許の更新を忘れていたそうです。
ですから我々とは違って、実際には射撃歴何十年というベテランという事になります。
(ちゃんと銃砲店にMy銃が預けてあり、猟犬も持っているとの話でした。)
どうやら教習員の講師は、都合により少し遅れるそうです。私は内心ちょっとムッとしました。
(こっちは時間に遅れないように、と言われて早めに来たのに。)
ちなみに私達は、準備としてはイヤープロテクターだけは持って行きました。
射撃を長年やっている人は、耳をやられている人が多いと聞いたためです。
射撃用ベストは、射撃場で貸してくれました。
初めて着る射撃用ベストですが、なぜこのベストでないといけないのか疑問を感じました。
銃床を当てるパッドの所はベラベラだし、クッション性は無いと思います。
滑り止めかもしれませんが、それ程意味があるようには思えませんでした。
(事実、妻が着たベストはパッドが着いていませんでした。)
テキストを2冊(赤と青)を貰い、しばらくそれを読みふけります。

予定時間から遅れること20分。やっと今回の教習のS講師がやって来ました。
射撃場の人いわく「Sさんは70歳だけど、教え方もうまくて、ここ(潮来射撃場)では何度も
満射を出しているんですよ。ちょっと耳が遠いけど。」との話でした。
ところがやって来たS講師は、とても70歳とは見えない、ガッチリした体格の人でした。
どう見ても50代くらいにしか見えません。
正直「70歳」と聞いて初心者講習の時のようなオジイサンを思い出したのですが、
話もしっかりしています。
待合室から隣の食堂(らしい?)へ移ります。そこには3丁の銃が用意されていました。
いよいよ教習射撃の開始です。まずは講義を1時間ほど聴きました。
主に安全確認について注意を受けます。
①銃口は人には絶対向けない。
②まずは脱砲を確認する。
③射場に入り、実際に撃つまでは用心金の中に指を入れない。
④銃は折って(開放して)おく。
⑤弾を装填して銃を閉じる場合、射場では先台を持ち上げ銃口を上に向ける。
 猟場では、銃床を持ち上げ銃口を下に向ける。
⑥不発の場合は、そのままのかまえで10秒待つ。
主な注意点はこんな所でしょうか?
(このS講師は非常に話し方もハッキリとしていて、シャキシャキしており、
いかにも体育会系のコーチという感じでした。)

次は銃の分解と結合です。
先台を外し、銃身と機関部を分離する。次にそれを組み立てる。
2回ほど練習しましたが、これはすぐに出来ます。妻も難なくこなしているようでした。
70過ぎのオジイサンは、手が震えて銃身と機関部をはめ込むのが少し手間取っていました。
こんなに手が震えるようで、このオジイサン大丈夫でしょうか?
本当に射撃が出来るのでしょうか?
一緒に射撃実習を受けるのに、一抹の不安を感じます。
(・・・実射編に続く・・・)


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2005年8月5~8日・・・教習射撃前夜 [始めての猟銃所持]

2005年8月8日・・・準備完了!
朝一で警察署へ行き、妻と私の教習射撃許可書を受け取りに行きました。
同時に装弾の譲受許可書も。弾は念のため150発。(実際に使うのは75発だそうですが。)
いよいよこれで後は教習射撃当日を待つのみ。
(教習射撃はお盆休みの初日に予約しました。)

2005年8月6日・・・教習射撃を受ける射撃場は?
さて教習射撃の許可も下りたので(まだ受け取ってないが)、射撃場を決めなければなりません。
本当は自宅に一番近い成田射撃場か京葉射撃場にしようと思っていました。
ところが、他の人のサイトを見てみると「射撃教習25000円」等と書かれている所があります。
ちなみに成田も京葉も3万5千円です。
自分1人ならともかく、何事にも2人分かかる我が家にとっては、この違いは大きすぎます。
他の射撃場も調べてみますと、山梨県大月射撃場やSKB友部射撃場、潮来射撃場の教習射撃は
28000円程度らしいという事がわかりました。
なおいずれも射撃場も、土日は大会などが入っているため、教習射撃は平日にしか行えないとの事です。
(猟銃所持の手続き関係って平日オンリーばっかりなんですよね。これじゃあサラリーマンには
敷居が高いのは当然です。何とかならないものでしょうか?)
結局、かなりの遠征になってしまいますが、茨城県の潮来射撃場に行く事にしました。

2005年8月5日・・・教習射撃の許可がキタァーッ!
昨日で射撃教習申し込みから丁度一ヶ月経っています。
既に寝ても立ってもいられないモードのため、夕方には警察署に電話を入れようと、朝から心に
決めていました。
(警察の人も「30日以上経って連絡がなったら電話して下さい」と言っていたように思うので。)
夕方4時頃、妻にチェックの電話してみても「まだ連絡はない」という事でしたので、辛抱たまらず
警察署に電話しました。
生活安全課に電話が回り、私が「あの先月4日に射撃教習を申し込んだ者ですが・・」とまで言うと
担当の方が「ああ、SHINDENさんね。けさ許可が出ました。ちょうど今、通知のハガキを送った所です。
今から取りに来られても大丈夫ですよ。」と言ってくれました。
残念ながら私の職場は、自宅とはとっても離れているため、持参するもの(ハンコと装弾譲受許可書用の印紙代2400円)だけ確認し、翌月曜日に受け取りに行く事にしました。


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2005年7月31日・・・旅行先でイヤープロテクターを買う。 [始めての猟銃所持]

この日は富士山の青木が原&洞窟探検に行っていました。有名な富岳風穴と鳴沢氷穴の間は、
青木が原樹海の中を歩ける遊歩道があるのです。
これでも一応「富士山の青木が原と洞窟を探検した!」という事で・・・。
(子供にはいい思い出になるかと思ったのですが、あまり興味が無いようでした。)
前日、「富士山で日の出を見る」という意図の元、午前1時に家を出て車を運転しどおしなので、
けっこう眠くてしょうがありません。
ところがそれでも性懲りもなく、夕方「沼津の銃砲店に寄ってもいい?」と妻に聞きました。
妻は流石にすこし嫌そうな顔で「でも、沼津なんて買いに来れないでしょう?」と
聞き返しました。私は「いや、アチコチのサイトで紹介されている店だから、見るだけ見ておこうかと思って。どうせ高速乗るのに通り道だから。」と多少強引に言い、結局は沼津の銃砲店へ
向かう事にしました。
店に入ると背の高いマスターが「ああ、さっき電話くれた人ね」と言って、
出迎えてくれました。(既に電話番号を調べている所がついででは無いんですが。)
ここのマスターも、さっそく4丁ばかりの銃を見せてくれました。6万円のミロク2丁、同じく6万の
SKB1丁、15万のミロク1丁。
正直、6万とはとても思えない程度の良さ!しかもミロクで6万はまず滅多にないと思います。
その場で即決してしまいたかったのですが、やはり旅行先で手付金も無かったため、
「また連絡します。」と告げて、イヤープロテクターを1つ購入して帰りました。
余談ですが、このイヤープロテクターも安く、折りたたみ式なのに3990円!
東京の銃砲店では大体5~6千円はしていました。後日、もう1つ電話注文で購入しました。

在庫も豊富であり、ベネリM3のクロムモデルや、ベレッタM3P(箱型弾倉のベネリM3のOEM版だそうです。)がありました。
興味を引かれて見ていると、「この銃は今ではプレミアがついているんだ。」との事です。
余談ですが、有名な銃の通販SHOPであるファー○ーストガンセールスで、8月頭頃に
このベレッタM3Pがオークションで出品されました。
2chなどでもちょっと話題になっていたようです。
(最終的に35万くらい?の値段がついていたかと思います。)
色々言われていますが、今では手に入りにくい銃な事は確かなようです。

他サイトで紹介されているように、横浜方面の方にはこのお店は有名なようです。
私がよく見る2つのサイトでも、このお店にリンクが張られています。


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