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必見!「歴史のなかの鉄砲伝来」-種子島から戊辰戦争まで- [銃関係のサイト紹介]

というのは、国立歴史民俗博物館(千葉県佐倉市)で
10月3日(火)~11月26日(日)まで開催されている企画展示です。
http://www.rekihaku.ac.jp/events/now.html
企画展示ですので、この期間を逃すと"もう見れない!"と言う事なのです。

関東でも指折りの優良かつ才能溢れるグレート・シューターと目された私は、
特別に前日の内覧会に招待されました。(←ウソ!本当はドサクサに紛れて入り込んだだけ。)

この「歴史のなかの鉄砲伝来」展、ほんとにすごいものです。
よく日本でこれだけの様々な鉄砲を集めたなぁ、と思いました。
鉄砲伝来以前の東南アジアの火縄銃(銃に関しては、ヨーロッパとの関連があった
東南アジアの方が歴史が古いんですね。)から、戦国時代の初期の火縄銃。
江戸時代の日本式火縄銃の進歩と、欧米の銃(フリントロック式銃やゲベール銃)の進歩など。
近代ではウィンチェスターのレバーアクション・ライフルから各種ハンドガン、戊辰戦争で使われた
大砲からガトリンクガンの設計図まで展示されています。

ウィンチェスターのレバーアクションって、すごい歴史があるんですね。
現代の銃砲店と売られているのと、まったく違いはないですよ。
(少なくとも、私には違いはわからない。)
「拳銃無宿」でアメリカの西部開拓時代からある事は知っていましたが、戊辰戦争の頃から
現代まで変わらない形で使われているなんて、すごい完成度です。
(そんな機械製品、他にあるでしょうか?)

あと私的にツボだったのは、日本の射撃術の流派の秘伝書でした。
1つ目が「宇多流 秘伝書」。
宇多流というのは紀州あたりの射撃の流派らしいのですが、この秘伝書には
色々な獲物の狙いどころが、わかりやすく図示されています。
例えばイノシシなら、狙いどころを一直線上に円を書き「○間で××」と、明記しているのです。
スキート射撃も「○番で××」と、クレーの前の狙いどころを書いた図が欲しいです。
絵で見ると、イノシシの場合は鼻から尻(尾の下)あたりまでを一直線で結んだ線上を撃つように
書かれていました。
走っているイノシシの狙いもわかるように、「鼻の先、○○くらい」という記しもあります。
鳥の場合は、身体の中心を通る左下がりの十字線上に、狙い所が何箇所かあるようでした。

2つ目が「稲富流 秘伝書」。(こういう名前だったか忘れましたが。)
稲富流というのは「稲富 一夢」という人が開いた射撃の流派だそうで、
将軍家を始め、諸大名も弟子入りしたという、射撃の流派の名門だそうです。
またこの流派の使う火縄銃も「稲富銃」と呼ばれ、いくつかの特徴があるそうです。
ちなみに私が見た所、稲富銃は長い鉄砲のようでした。他にも「中目当」と呼ばれる
中間照星(というより中間照門)がありました。
この稲富流の秘伝書には、いくつかの射撃姿勢が図示されているのですが、
その中に座り撃ち姿勢(地面に尻をついて座り、両膝を立てて銃を安定させる。)のや、
伏せ撃ち姿勢(地面に腹ばいになって狙いをつける。)が出ていました。
この伏せ撃ち、一見するとオッサンが前のめりにズッコケているように見えるのですが、
よく見ると、右足を軽く折り曲げて安定させているのです。
そういう話をどっかのライフル射撃の本で読んだ記憶があります。
既に江戸時代には、射撃の姿勢って独自に現代と同じものが確立されていたんですね。
他にも標的までの距離で、弾道がどの程度落ちるか?等が示されている資料がありました。

これらの火縄銃を作っていたのは、当時の鉄砲鍛冶の職人ですが、その中でも有名なのが
近江の国友ですね。スポーツガン・ガイドブック2006にも出ていたし。
ここで言う「国友」とは、火縄銃のブランド名でありメーカー名(というより職人の名)
ではないそうです。
よって全国各地に「国友」の名を冠する鉄砲鍛冶がいたそうです。
これらの人は「国友」で鉄砲の作り方を学び、各藩の城下町で鉄砲を製作していたそうです。
意外なのは、関東では江戸よりも土浦の方が「国友」鉄砲鍛冶が多いんですよね。
最近話題の二本松(仙台二本松と書かれていました)にも、国友鉄砲鍛冶の集団がいたようです。
(だから現代でも射場があるのでしょうか?)

この展示で初めて知ったのが、「日本への鉄砲伝来は種子島が最初ではない!」と言う事。
小学校で「1543年、種子島に鉄砲伝来」と習いますが、これは「鉄砲記」という記録に
基づいているだけだそうです。
実際には東シナ海で暴れていた倭寇により、同時多発的に日本に伝わったのではないか?
という説が紹介されていました。
(馬鹿に出来ないですね、「倭寇・オブ・瀬戸内海」。邪句 巣八郎艦長の活躍に期待です。)

他にも面白いのが「大鉄砲」「大筒」。
10匁と言われるもので、大体我々の持つ12番口径と同じくらいでしょうか?
それなのに"40匁"などという大口径があります。
これなど、どうやって撃ったのでしょうか?(ものすごい反動だと思うのですが。)
と思っていたら、腕が楽に入るくらいの口径の火縄銃までありました。
飾りかと思っていたら、実際に射撃したと書かれています。
マジでしょうか?無反動砲くらいの口径があるんですけど?
さらに「大鉄砲」と呼ばれるものは、全長が2mを楽に越えています。
人間が撃つ場面を想像できないくらいです。
射手もきっと命がけで引き金を引いていたんだろうなぁ、と思っていました。

この時代の弾(弾丸の部分)も面白いのがいくつかありました。
縦に弾を並べて紙で包んだもの。太い針金を束ねて紙で包んだような弾。
中には「一体どうやって飛ばしたんだ?そもそもまっすぐ飛ぶのか?」と思うような
弾もありました。
そう言えば近世の銃ですが、弾丸部分と火薬部分を一緒に紙で包んでいる装弾が紹介されて
いました。驚くのはこの薬莢代わりの紙なんですが、硝酸塩溶液に漬け、火薬と一緒に
燃えるようになっているものもあったそうです。
まさに大江戸(明治かな?)びっくりハイテクノロジー!
昔のカートリッジレス装弾です。

歴博は、どこも見ごたえタップリで真剣に見ていると1日では見切れないくらいですが、
この企画展も2時間はタップリ見られます。
所々、私の気に言った所だけ紹介して来ましたが、まだまだ他にも面白いもの・貴重なモノが
たくさん展示されていました。
私は大砲や拳銃にそれほど興味がないので、あまり記憶に残っていませんでしたが、
幕末の有名な人(坂本竜馬かな?西郷隆盛だったかな?説明を聞き逃してしまったので。)
の拳銃なんかも展示されていました。
(画像で紹介できないのが残念です。でも是非行って見てみて下さい。)
我々鉄砲ファンには、けっこう必見のイベントだと思います。

成田射撃場から車で15分くらい。チョコっと足を伸ばして見て見る価値はありますよ。
(私なら1日かけて見てもいいくらいです。)

歴博は、毎週月曜が休館日で、月曜が祭日だと火曜日が休館になります。
【アクセス】
http://www.rekihaku.ac.jp/info/access.html


新しい射撃サイト誕生!「Team Nobird」 [銃関係のサイト紹介]

同じ名前で殿下さんのブログがありますが、こちらはそのWebサイト版です!
http://www.nobird.jp/index.php
さっそく拝見させて頂きましたが、クールなセンスの格好いいサイトです。
まだ出来て新しいようですが、今後も様々な記事の掲載されていく事でしょう!

ちなみにハンドライフル(HR)というカテゴリを、ご存知でしょうか?
ハンドライフルとは、日本で生まれ日本にのみ存在する射撃競技のようです。
ご存知のように日本ではピストルは持てません。たとえエアピストルでもダメです。
(ちなみにエアピストルというのは、BB弾の事ではありません。
エアピストルの競技もキチンとオリンピック競技として存在します。
私が勘違いしていたので念のため。)
そこで日本の銃刀法に合法でかつピストル競技の練習が出来る、という事で
ハンドライフルという片手撃ち用のライフル競技が生まれたそうです。
射撃をやっている人なら知っているのでしょうが、私はまったく知りませんでした。
今まで銃とあまり縁の無かった人は、私同様にその存在も知らないのではないでしょうか?
このサイトは、そうしたハンドライフルについても載せてくれています。
最近は、散弾銃よりもエアライフル系の所持者の方が、若い人を中心に増えていると
聞きました。
私も今ちょっとハンドライフルってどんなモノか興味を感じてます。
(実際には金が無いので、とてもハンドライフルまで手が出ませんが。)
実際の銃に関しては、殿下さんのブログに記事があります。
http://blog.goo.ne.jp/nobird/e/daa04ae0bd52de69c6766f752d561fc2
ワルサーだそうです。カッコいいですねぇ~。
どうやらエアライフルを切ったモノではなく、エアピストルを改造したものだそうです。

私同様に「へぇ~日本でもピストルの練習を正式に出来るんだ!」と思った方、
是非とも一度ご覧になって見てください。
もちろん当然の事ながら、散弾銃についても扱っています。


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私のオンライン師匠達(その3)・・・【SKEET-SHOOTERS.COM】 [銃関係のサイト紹介]

ちょっと手前味噌っぽいですが、このサイトは私が登録ユーザとして参加しているサイトです。
SKEETをメインとしているだけではなく、自動銃やスライドアクションなど、
割と幅広い銃所持者に門戸が開かれていると思います。
教習射撃が終わって、「クレー射撃の世界は、自分1人の独学でうまくなる程あまくない。」と
感じた私は、とりあえず「自動銃でも参加できそう」「SKEET射撃」をキーワードに
色々なサイトを検索しました。
そうして発見したのが、このサイトです。
まだ出来て新しいサイトなので、老舗サイトのような豊富な話題はありませんが、
けっこう真面目にスキートに取り組んでいると思ってます。
神奈川の方で活動されており、私が中々参加出来そうも無いのが欠点ですが、
初心者向けスキートの練習法など、けっこう丁寧に書かれています。
練習会も2ヶ月に1回ほど開いていこうとの事です。
(入って最初の練習会の時は、まだ私が銃無き子だったので参加出来ませんでした。)
よって残念ながら、メンバーの方とはまだ誰ともお会いした事がありません。
ちなみに妻は登録していません。
SKEETは「顔にクレーの破片が飛んで来る事がある!」と聞いて、「スキートは
やらない。」と言い切っています。

実際にメンバーの方にお会いした事はありませんが、管理人の6番マークさんは
掲示板などでも丁寧に回答され、初心者にも参加しやすいサイトだと思います。
という訳でSKEETに興味のある方、よろしかったら是非一度ご覧になって見てください。
(え、私がサイトの創始メンバーでもないのにでしゃばってますか?すみません。)

http://www.skeet-shooters.com/


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私のオンライン師匠達(その2) [銃関係のサイト紹介]

私は今の所、トラップとスキートの両方をやるつもりです。
(ベネリではスキートしか出来ないですし。)
しかしトラップのルールはすぐにわかるのですが、スキートのルールは
本を読んだだけでは、中々わかりにくいものがあります。
(また、スキートのサイトはとても少ないですし。)
そこで私がよく読んでいるのは、Shotgun-Shooters.netの「殿下のスキート日記」
(http://www.shotgun-shooters.net/users-column/denka/denka-menu.html)
です。そして読んだ後はイメージ・トレーニング!
これは仕事中?でも、行き帰りの電車の中でも出来ます。
脳内射撃では、私はプール・マークのクレーを華麗に撃ち落します。
こうして銃無き子の私は、他の方のサイトを見て欲求不満を紛らわしています。
幸い「殿下のスキート日記」は、殿下さんの初撃ちからしばらくを書かれているので
私のようなド素人にも大変参考になります。

最近、殿下さんのブログ「Team NoBird」(http://blog.goo.ne.jp/nobird)では
「オリンピックへの道」が掲載されています。
私も射撃を志す以上は、最終目標はオリンピックです。
(世界制服と同じくらい難しいかもしれませんが・・・)
射撃をやっている人は、一度は見ておきたいサイトではないでしょうか?


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私のオンライン師匠達(その1) [銃関係のサイト紹介]

私がよく見るサイトの1つに、「おとうのブログ」があります。
文章もやわらかく、いつも楽しんで読んでいます。
偶然ですが、この方もミツ○シ銃砲店で最初の銃を購入されたようです。
(しょっちゅう読んでいたのに気が付きませんでした。)
DT50 X-Trapをこよなく愛されているようで(お金持ちですね。私なんて例えオリンピックに出られるとしても、80万はするDT50 XTrapなんて買えません。)
文章のそこかしこから、自分の銃に対する愛情が感じられます。
(4ヶ月も待ったそうです。)
http://blog.so-net.ne.jp/x-trap/archive/c95330
特に教習射撃の前日には、「いざゆかん!教習射撃!」の項を4回読みました。
初心者必読と言えるサイトだと思います。


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