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2017年グアム旅行(3日目)パガット・ケーブとリティディアン・ビーチ [旅行]

前回までの話
2017年グアム旅行(準備~1日目)
2017年グアム旅行(2日目)イパオビーチでシュノーケリング

朝7:15に目が覚めました。流石に疲れが体に残っていて、もう少し寝ていたい気もしますが、
今日がグアム最後の日なので頑張って起きます。
子供達を起こし、朝食として昨夜ペイレスで購入したチーズケーキを食べます。
美味しいのは美味しいですが、私には少し重い感じがしました。

この日の外せないイベントとして「グアムの青の洞窟、パガットケープ探検」と
グアム一きれいなビーチ、リティディアン・ビーチ」行きがあります。

まずはパガットケープへ。やはり妻はホテルで休みを取り、息子と3人で行きます。
服装は、私は長袖長ズボンの普段着で行こうと考えていたのですが、
次男が「洞窟で泳ぐなら最初から水着とラッシュガードの方がいい。」というので、
その意見を採用する事にしました。(これは大正解でした。)
グアムの青の洞窟」と言われるパゲット・ケープは島の東側にあり、洞窟内は天然プール(地底湖)になっています。
行きはやはり「息子ナビ」に助けられ、少し迷いましたがAM9:30くらいにはパガットケーブに向かう道の入り口に辿り着きました。既にツアーの車が何台か止まっています。
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[国道からパガット・ケープへの入り口]
ここから約1時間のジャングル・ウォークです。
最初は赤土の平坦な道ですが、すぐに森の中で岩混じりの下りになります。
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時々ハチが居て、これに刺されないように注意して歩きます。
ちなみにグアムにはオオトカゲが生息しているので、出来れば見てみたいと思って探していたのですが、居るのは小さな普通のトカゲやヤモリだけでした。
途中で1組のツアーを追い抜き、ちょっとした岩場をロープを使って下った所で、左手の下側から日本語が聞こえてきました。
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声の方に向かってみると、15名ほどのツアーの方たちが居ました。
私達が「ここがパガット・ケープですか?」と聞くと、ガイドの人が笑顔で「イエス」と答えてくれます。
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[パガッド・ケーブ(蒼の洞窟)の入り口です]
ツアーの人達は私達が個人で来たと知ると「よく迷わなかったわね。」と驚いていました。
(実際、後で書きますが少し無謀でした。)
ツアーの人達が準備して洞窟内に入って行きます。私達は遠慮して少し後から入る事にしました。
パガットケープの入り口は2つ並んでいますが、入りやすいのは左側の洞窟です。
内部は瓢箪のような感じで、最初の部屋は水が浅い部屋、奥の方に人一人通り抜けられる部分があり、
そこを抜けると広くて十分に泳げる洞窟内天然プールになっています。
本来はガイドさんが洞窟内の水位を確かめてから入るそうなのですが、私達は先にツアーの人がいたので、
そのまま入って行きました。最初の部屋にリュックやクツなどを置きます。
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洞窟内の水は適度に冷たく、ここまで暑い中を歩いて火照った身体を冷やすには丁度いいです。
また洞窟内は虫もいなく、水もキレイです。
光の加減にもよりますが、うまく撮ればキレイな「青の洞窟」の写真になるでしょう。
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私達が行った時は水量も適度で、奥の部屋は軽く泳ぐには丁度良い感じでした。
しばらく泳いでから洞窟を出て元来た道を戻ろうとすると、ツアーガイドさんが
「海の方(パガット・ポイント)は見に行かないのか?」と聞いてくれました。
「これから行くつもりだ。」と答えると
「そっちじゃなくて、こっち(洞窟を出てすぐ左側)の道を行った方がいい。
道沿いに行けば波の音が聞こえるから、そちらに進めば行ける。」
と親切に教えてくれました。
例を言って先に進もうとすると
「もし道に迷ったら大きな声を出して助けを呼んで。俺達が助けに行くから。」
と言ってくれました。
本当にありがたい事です。私達のように個人で来た人間は、ある意味ツアー会社からすると
「自分達の仕事を邪魔するヤツ」と思われるのに。
それをこんなに親切にアドバイスくれる所か、何かあったら自分達に助けを求めろなんて。
日本で同じ事があったら、ガイドさんに邪魔者扱いされるか、悪くすると
「ここはツアー以外立ち入ってはいけない!」等と
ウソを言われる可能性さえあります。
しばらく行くと森が切れて背の高い草原になります。波の音も聞こえてきます。
とつぜん視界が開けると、目の前に青いマリアナ海溝の海が見えます。
ここがパガット・ポイントです。確かに景色は良かったです。
ガイドブックにも出てくる「海が見える岩穴」の前でした。
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この時点でAM11:30です。
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[パガット・ポイント、北側を見る。マリアナ海溝]
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[パガット・ポイント、南側を見る。]
ここでしばらく風景を楽しみ、来た道を戻る事にしました。
しかし帰り道はほぼ登りです。若い息子達とは違い、私はあっと言う間にヘタばってしまいました。
休憩無しでは、とても進めません。汗が大量に出てきて、耳のすぐそばに心臓があるかのように、激しく脈打ちます。
途中で間違った道に進みそうになったのですが、次男が「そっちじゃない。」と正しい道を覚えてくれていたので助かりました。
改めて、このパガット・ケープ探検は、ツアーを頼むのが良いと思いました。
ツアーなら、道中で様々な動植物の説明や、古代チョモロの遺跡洞窟内での安全確認とフローティングベストの用意、そして昼食と水などを用意してくれています。




戻ってくると時刻は12:40。帰り道は覚えていたので、スムーズに30分ちょっとでホテルに到着しました。

ホテルに戻ると、妻の目の具合もかなり良くなっていました。
少しくらいは海も見たいという事で、泥だらけになったクツだけマリンシューズに履き替えると、やっと家族全員でリティディアン・ビーチに向かいます。
リティディアン・ビーチは「グアムで一番きれいなビーチ」と言われています。
島北部にあり米軍基地の管理地域となっています。
そのせいもあり、ビーチの入り口にはゲートがあり開門時間は7:30~16:00となっています。
時間は既にPM1:30くらいなので、昼食も取らずに急いでリティディアン・ビーチに向かいます。
リティデアン・ビーチは、1号線をマイクロネシア・モールを過ぎたT字路を左折して9号線に入り、途中で3A線を進みます。
場所は有名なアンダーセン空軍基地のそばです。
3Aに入ると、道は急激に悪くなります。
いや、悪いなんてもんじゃなくて、日本ではありえない道路です。
何しろアスファルト舗装の道路に、とつぜん大きな穴が空いているのです。
これは少し勢いよく走っていたら、タイヤがバーストしてしまうのも頷けます。
このためグアムの多くのレンタカー会社は、リティディアン・ビーチは保険対象外としているのでしょう。
日産グアムレンタカーは、リティディアン・ビーチも保険対象です。
米軍のF-22ラプター戦闘機やF-35ライトニング、「死の白鳥」と言われるB1爆撃機が見られるかと期待したのですが、金網のフェンス越しに見る基地内は、まるでゴルフ場のように整地されて所々に家が見えるだけでした。
ちなみにこの道路には「CAUTION」だの「WARNING」という看板がやたらと立っています。
チラっと見には「U・S Air Forceの管理下だから立ち入るな」とか「止まるな」というように読めます。
何でもグアム紹介ブログによると「駐車していると米兵が出てきて詰問される」という事でした。
ちなみに道はデコボコだらけで、それを避けようと道一杯にウロウロしながら走ります。
途中で景色のいいところを抜けて(ここも絶対に停車してはいけない)、
やっとリティデアン・ビーチのゲートに辿り着きます。
このゲートは16時には締まってしまいます。
日本と違って甘くはなく、1分1秒でも遅れたらアウトです。
「出られないならビーチで一晩過ごせばいいじゃん」なんて考えは、日本でしか通用しない甘い考えでしょう。
もし米軍に不審者として捕えられたら・・・考えただけでゾッとします。
秘境ビーチの割には駐車場は整備されています。
多くの観光客と思われるレンタカーが止まっていました。
到着した時は14:30でした。帰りは混雑する事も考えると15:30には、ビーチを上がる必要があるでしょう。
林の小道を抜けると、そこは白い砂浜のリティディアン・ビーチです。
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すぐ近くに多くのサンゴがある事が、浜辺からでもわかります。
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魚もすぐ目の前の波打ち際を、たくさん泳いでいます。
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[よくわからないかもしれませんが、魚が泳いでいます]
さすがはグアム一きれいなビーチです。
ただ残念な事に「人がいないプライベート・ビーチのような感じ」と紹介している記事もあったのに、
多くの観光客がいました。
駐車場近辺なら、むしろイパオ・ビーチより人が多いくらいです。
そして話している言葉から、大半は中国・韓国の観光客と思われます。日本語を話している人はいませんでした。
北朝鮮情勢が緊迫して「グアム近辺にミサイルを撃ち込む!」なんて言っているこの時期に、
こんなに多くの東洋人が米軍空軍基地の土地にいる事が、ある意味驚きです。
アメリカ人には韓国人と北朝鮮人の違いなんてわからないし、中国のスパイも定期的に来ているんだろうなぁ、って思っちゃいます。
いずれはこのリティディアン・ビーチは閉鎖されると思われます。
実際に過去に何度も「閉鎖する」って話は出ているそうです。
それにしても最近になって人に知られ始めたビーチだけあって、魚も人を怖がらないし、サンゴも多くって、シュノーケリングではかなり楽しめます。
ただリティディアン・ビーチはリーフの端が近く、リーフを過ぎると急激に深くなっています。
この辺はホテルが密集しているタモン湾とは大きく違うところです。
実際にかなり近くを米軍の沿岸警備艇が走っているのを見ました。
また流れも強く、その流れに乗るとマリアナ海溝の方へ流されてしまうそうです。
もっともそんな沖まで行かなくても、岸から数メートル~10メートルくらいの所で、十分に楽しめました。
家族でキャッキャッと楽しんでいると、15:30くらいにサンドバギーに乗った若い男(米兵らしい)がやって来て、
「もうすぐクローズだ」という事を告げに来ました。
私達は速攻で海から上がり、たっぷり砂を含んだマリンシューズのまま車に乗り込みます。
周囲の海水浴客も海から上がっていましたが、我々よりはのんびりしていました。

まだ日が高いので、最後に海に沈む夕日が見たいと思って、ハガニア湾の東側に行きます。
が、ハガニア湾の東側のビーチに出る道がわかりません。ウロウロしている内に日没時間が迫ってきているので、
諦めて初日に行ったパセオ公園に向かいました。
せっかく釣り道具を持ってきたので、このパセオ公園でしばらく釣りをする事にします。
しかし私は数投しただけで糸が絡まってしまい、これをほどいている内にタイムアウト。
次男も数投でルアーを根がかりさせてしまい、タイムアウト。
結局、何も釣る事はできませんでした。
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[パセオ公園からの夕日]

一旦ホテルに戻ってシャワーを浴びて着替えをし、最後の夜としてステーキを食べに行きます。
場所はGPO近くのローンスター・ステーキです。
店に入るとラストオーダー21:30というので、まだ少し時間があるのでGPO内を一巡りします。
セールをやっているのか、ROSSはレジにかなり長蛇の列が出来ていました。
よってここは早々に諦め、他を見てみます。
出口近くに、妻が職場の人から教えられていた「シナボン」のシナモンロールを買いました。
ホテルに戻ってから食べましたが、確かに美味しいのですが日本のシナモンロールに比べるとかなり甘く、また手が砂糖でベトベトになります。
食事というよりスイーツですね。

GPOはすぐに出て、ローンスター・ステーキに入ります。
受付のウェイトレスに「待ち時間は10分」と言われていたのですが、実際には30分近く待っていました。
ちなみに同じく入口で待っている人達は、中国人と韓国人と思われます。
今回行ったグアムでは、中国人・韓国人の人が非常に多かったです。
日本人よりは多かったのではないでしょうか?
ただ私が見ている範囲では、ネットで言われているほど非常識な人は見かけませんでした。
(リティディアン・ビーチの駐車場で、こちらが待っているのにそれを塞ぐように車のドアを開けて、
足を洗ったり砂を払ったりしていた人には、ちょっとムっとしましたが。
日本人なら相手を意識してドアを閉めて場所を開けるところです。)
ローンスター・ステーキではTボーン・ステーキ(ポーターハウス:560g)と、プライムリブ450gを注文します。
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[Tボーンステーキ・ポーターハウス]
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[プライムリブ]
どちらも美味しかったです。焼き方はミディアムレアを頼んだのですが、丁度良かったです。
またついてくるパンは噂通り確かに美味しいです。焼きたての感じでハニーバターも程よい甘さでした。
グアムの食事は何もかも量が多すぎて、2人で1皿くらいがちょうどいいのですが、ここだけはもう1つステーキを頼んでも良かったかもしれません。

食事が終わってレンタカーのガソリンを満タンにしてホテルに戻ります。
妻と子供達はホテルの売店とABCマートに自分達用のお土産を買いに行きました。
その間に私はあらかた荷造りをします。
飛行機はAM6:55発なので、チェックインは2時間前、その前にレンタカーを返却して新たな傷が無い事をチェックして貰わなければなりません。
そのため余裕を見て、ホテルをAM2時には出る事にしました。
私は軽く仮眠を取ります。気が付くともう1時です。
子供達を起こし、みんなで準備して予定通り2時にはホテルをチェックアウトしました。
空港に向かい、妻と子供達と荷物を搭乗用フロアに降ろし、私はレンタカー用の駐車場に向かいました。
そこにはちゃんとレンタカー用の一時駐車場があって荷物の積み下ろしが出来るようになっていたので、
車だけそこに止めて、先に搭乗手続きとトランクなどの荷物を預け、家族全員でレンタカーの返却に向かいます。
何か変な事を言われたら、息子達にそれを録音してもらい、4人の英語力を総結集して立ち向かうつもりでしたが、
日産レンタカーの係員は車を一周して外部を確認し、次に運転席に座ってエンジンを始動させてしばらくメーターなどを見た後、「OK」とアッサリ言ってくれました。
そのままカウンターの返却口に言って、書類をチェックして終わりです。
特に面倒な事は一切ありませんでした。事前に「海外レンタカーでのトラブル」をネットで調べていて、かなり身構えて行ったのですが、本当に良かったです。



まだ時刻はAM3時。搭乗が始まる6時までは大分間があります。
最初は搭乗ロビーのベンチで休んでいたのですが、4時くらいになると搭乗口の身体検査ゲートが混んできたため、私達も中に入る事になりました。
私はここで失敗を1つ。ベルトとサイフを外し忘れたため、ゲートのチェックに引っかかってしまい、別に椅子に座らされて何やら両手や財布の中身、ズボンまで調べられてしまいました。
まあ大した時間もかかっていないので、特に問題ではないのですが、最初は何事かとビビってしまいました。
そのまま空港内の免税店を見て、搭乗ゲート前のベンチで休みます。6:30には搭乗が始まりました。
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いよいよグアムともお別れです。
帰りは窓際の席を取った事もあり、離陸して行く上でグアムの北西部が良く見えました。
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[帰りの機内食はチャーハンを選択、でも味が無かった]
おそらく最後になるであろう家族旅行。
グアムは近くて安い・家族で初めて海外に行くには丁度良い場所だと思います。
息子達も人生初の実弾射撃体験、そしてとても気に入ったシュノーケリング。
また私の方は改めて老化を感じました。今までオプションツアーは頼まない主義でしたが、
今後は息子達がいない限り、ツアーで楽しまないと様々な点で苦しいですね。
でも時間と金が許せば、ぜひ近い内にもう一度家族でグアムに行きたい、そんな風に思っています。




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2017年グアム旅行(2日目)イパオビーチでシュノーケリング [旅行]

この前の話。
2017年グアム旅行(準備~1日目)

AM9:00過ぎ。長男が「何時頃、出かけるの?」と部屋に来た事で目が覚めました。
予定では7時くらいに起きて活動開始する予定だったのですが、昨晩は病院に行った事などで疲れていたようです。
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[ホテルからの眺め]
妻に目の具合を聞いてみると「まだけっこう痛い。」と言います。
仕方がないので、妻はそのままホテルで休憩を取り、私と息子達とで近くのビーチにシュノーケリングに行く事にしまし た。
とりあえず朝食として、隣にあるABCマートの名物「スパムおにぎり」を買ってきます。
この日は天気も良く、外に出ると既に目がくらむような強烈な日差しが差してきます。
部屋に持ち帰って食べます。うん、噂通りけっこう美味しいです。
ただコメはパサつき気味ですね。日本だったら、スパムとご飯の間に辛しマヨネーズが入りそうです。
1個がそれなりの大きさのため、2個食べるとけっこうお腹に貯まりました。
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[ABCマートのスパムおにぎり]

こうして妻を残した3人で近くの「イパオビーチ」に移動します。
歩いても行ける距離ですが、日差しが強いのと荷物もあるので車で移動です。
ちなみに公園の入り口は「Ypao Beach Park」ではなく、別の名前なので要注意です。
タモン湾の中でシュノーケリングが楽しめるのは、イパオビーチとガンビーチの2つと言われています。
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行ってみると、波打ち際から数メートルのところに、10センチ足らずの魚がたくさん泳いでいるではありませんか!
これはシュノーケリングの期待が高まります。
イパオビーチは海岸から20mも行くと、あちこちにサンゴが点在しており、そこにはさらに色々な魚がいます。
息子達はそれほど泳ぎが得意ではないので、あまり沖には行かないように注意します。
ただ岸近くの背が立つ所でも、魚はたくさんいました。
まずはGTと呼ばれるロウニンアジカスミアジの稚魚、水面近くには青みがかったサヨリかヤガラの稚魚のような細身の口の尖った魚がたくさん泳いでいます。
サンゴの方に行けばムラサメモンガラなどのモンガラハギや、メジナやチヌのような魚、小さなフグやベラがおり、
周囲には青や黄色の小さい魚の群れに取り囲まれて泳ぐような感じでした。
私はそれまでシュノーケリングにはあまり興味は無かったのですが、これはハマりそうです。
長男もすっかりシュノーケリングが気に入ったようでした。
昼過ぎくらいに一度ホテルに戻ります。

ここから3人で、グアムで有名なホットドッグ屋「ホット・ディゲティ・ドッグ」に行きます。
場所は「ザ・プラザ」の大通り沿い、TギャラリアDFSの前です。
$10のノーマルなホットドッグを頼みます。
これに普通のフライドポテト、サツマイモの フライドポテト、オニオンリングのどれかが付きます。
トッピングはテイクアウトの場合は、それぞれ小さな容器に指定したものを入れてくれます。
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味はソーセージは塩気が適度に効いていて美味しいです。
ただグアム全般に言える事ですが、ハンバーガーやホットドッグが1つ千円というのは、日本の感覚では「高い!」と思ってしまいます。
(サイズは日本より大きいので、1つでお腹一杯にはなれます。)

遅めの昼食を食べ終わると、再度3人でイパオビーチに行きます。
午前中より人気が少ないように思います。と言うかビーチ全般的に思ったよりも人が少な目です。
これなら7月後半か8月頭の日本の海水浴場の方が、遥かに大混雑しているでしょう。
息子達は午前のシュノーケイリングで、魚を探して追いかけるよりも、魚を発見したら自分の周囲に エサを撒いて、魚の群れをおびき寄せる方が効率的な事を見つけました。
そういえば釣りでもコマセは重要ですからね。
するとこの方法は思わぬ大物をおびき寄せました。
体長50センチはあろうかと思われるGTです。
他のチビGTを蹴散らしてヌッと現れたその姿は、潜水艦をイメージさせます。
流石にこのクラスになると、エサにはすぐに食いつかず、いったん近づいたかと思うとエサの直前で方向転換し、
行ったかと思うとクルっと戻ってきて横からパクっと食べる、それを繰り返していました。
「ああ、コイツを釣りたい、釣りたい」と何度も思いましたが、タモン湾は自然保護区となっており、
釣りは禁止されています。
(水に入らなければOKとも言われていますが、確証は ないので。)
私達3人の間をグルグルと回ってはエサを取っていたデカGTは、エサが無くなると深場に消えて行きました。
こんな大きな魚の生態を、じっくりと近くから見たのは初めてです。シュノーケリング、ハマッてしまいそうです。

PM5:30、妻が「サンセットくらいは見たい」と言っていたので、海から上がってホテルに戻ります。
妻もだいぶ目の痛みが治まってきたようで、4人でガンビーチにサンセットを見に行きます。
しかし残念ながらガンビーチに着いた時には、既に日が没していたのと、地平線に雲が大量にあったため、
期待したようなサンセットは見られませんでした。
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[ガンビーチの日暮れ]

そのままその日の夕食を食べに、マイクロネシア・モールに向かいます。
マイクロネシ ア・モールも以前に来た時は「大きいなぁ」と思ったのですが、現在は日本でもアチコチに
アウトレット・モールやイオンモールなどがあるため、それほどの感動は感じません。
まずペイレス・スーパーマーケットで眼帯の代わりになるものを探し(グアムに眼帯は無いらしい)、
フードコートに向かいます。
軽く半周して、チョモロ料理(フィリピン料理?)であるランビーズで売り場のオバサンが
「今なら割引して3セット8ドル」と言うので、ここに決めました。
グアムの食事は量が多いので、とりあえず2プレートを頼みます。
ヤキトリ2つ、豚肉の煮込み、野菜の煮込み2種、魚の煮込み、とオバサンの「オススメ」の言葉のままに注文しました。
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味は、豚肉の煮込みは間違いなく美味しかったです。日本の豚の角煮に似た味で柔らかく煮込んでいました。
野菜の煮込みも、野菜不足で身体が欲していたのか、けっこう美味しいと思いました。
ヤキトリはイマイチですかね。ともかく肉が硬かったです。
魚の煮込みも味はいいんですが、骨が多くて食べにくかった。
ライスはレッドライスは美味しいですが、ピラフの方は味がない上にパサついた感じがしました。
食事の後にゲームショップを見てビタミンワールドで買い物をし、最後にもう一度ペイレスに行きます。
そこで妻の職場の人から「美味しい」と言われていたチーズケーキを買いました。
他にもお茶だのソフトドリンクだのを大量に買い込みます。
この中にグアムにしかないという「チョモロパンチ」という ドリンクを、子供達がネタとして買ってみました。
味はオレンジの方は割と普通でしたが、ノーマルのチョモロパンチは色はクランベリーみたいな色なのに、味は人工甘味料みたいな味だと思いました。
既にPM9:30くらいですが、TギャラリアDFSの前はまだ人が一杯です。
とりあえすDFS内で、妻が欲しいと思っていた化粧品を買います。

今夜のシメは、スタMasaさんのブログにあった「食べきれないほどのパフェ」です。
DFSの隣にあるTGIフライデーズに向かいます。
ここでとりあえず「チョコレートサンデー」を2つ頼みました。
出てきたのが下の写真です。
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写真だとわかりにくいですが、けっこうな大きさです。
私は妻と2人で分け合って 丁度良かったです。
アメリカのパフェにしては、アイスクリームも生クリームもサッパリとした甘さでバランスが良く、とても美味しく食べられました。
この日はこれでホテルに戻りました。
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2017年グアム旅行(準備~1日目) [旅行]

このブログを始めたのが2005年の8月。もう12年以上経ちました。
(その間、ほとんど活動していない期間が多いのですが。)
当時は小学生だった子供達も既に大学生。
長男は来年から社会人になります。

このブログは他の方のブログへのポータルとして使っているのですが、
たまに読み返すと「あの頃、こんな事があったんだ。」「あの時はこう思っていたんだな。」
と懐かしくなります。写真とはまた違った良い記録です。

そこで今回、おそらく最後になるであろう「グアム家族旅行」の記録を書きたいと思います。
きっかけは長男の就職決定です。
社会人になってしまえば思うように休みは取れない事はもちろん、この家に居る可能性さえ低くなります。
この歳になって改めて思うのですが、子供達が小学生くらいまでの間に、
もっと家族で色々な所に旅行して思い出を作っておけば良かったと、かなり後悔しています。
そこで家族旅行を計画しました。
広島、USJ、伊勢など様々な候補が上がりましたが、家族で行くとなると
どれもそれなりの金額になってしまいます。
そこでふと思い出して安い海外旅行を検索してみると、グアム5日間34800円と言うのが
あるじゃありませんか!
しかも旅行会社は大手であるJTB。これなら格安ツアーでも、最近ニュースになったような事は起きないでしょう。



しかし妻は当初はあまり乗り気ではあり ませんでした。
また息子たちも友達同士での旅行やサークルの合宿などがあり、中々日程が決められません。
そうこうしている内に、希望していた日程のツアーが全てキャンセル待ちになってしまいました。
この時点で2か月以上前なのですが、夏休みはツアーが埋まるのも早いようです。
ただし「出発日の1か月前からキャンセル料が発生する」という事で、1か月前にはかなりの数のキャンセルが出るそうです。
キャンセル待ちを入れると、意外に早く本予約を取る事が出来ました。

これでグアム旅行が確定しました。
5日間となっていますが、成田空港を夜に出てグアム空港に深夜に到着し、帰りもグアム空港を早朝に発つツアーなので、実質は3日間となります。
私の経験上、子供達も中学生以上になると「親と観光旅行」はあまり盛り上がらないものです。
旅行先で息子達も楽しめるイベントと、食事が重要です。
そこでグアムのガイドブックや、様々なサイトを調べ、我が家のベストプランを作成しました。
イベントとしては、実弾射撃、シュノーケリング、グアムのお祭りで、
グルメとしては、ステーキ、パンケーキ、ハンバーガーとベタな所を押さえました。

こうして9/12の夕方、家族揃って成田空港に向かいます。
フライトはユナイテッド航空の21:30発。
携帯電話とWi-Fiをレンタルする事もあり、かなり早めに空港に行く事にしました。
私と妻はガラケーのため、携帯電話のレンタル。
あまり使わない事を予想し、テレコムスクエ アのレンタル料0円で従量制のサービスを選びました。
息子達はスマホのためWi-Fiをレンタルしますが、以下を候補として考えました。
条件としては「4G対応である事」「グアムのほぼ全域で使用可能である事」の2つです。
1、日本で借りる「フォートラベル GLOBAL WiFi」
まず1日の定額料金が安いです。1日250MBで560円。日本で借りると5日分(2800円)になってしまうため、そこだけがネックでした。

2、グアムで借りる「ベルトラ バーディー・コーポレーション」
グアムにいるのは実質3日なので、3日で$25、4日で$30という値段が魅力でした。
ただホテルのフロント受取・返却で返却は18時まで。18時を過ぎる場合は1日分加算されます。


3、グアムで借りる「マイクロネシア・モールのGTA」
グアムについてから自分で現地の「GTA Teleguam」にてプライベイトSIMを借ります。
7日間で$20、または1日$3という料金が魅力でしたが、まず最初にマイクロネシア・モールに行ってレンタルをしなければならない点が面倒臭く、時間のロスとも思われたので、今回はパスしました。
以上を総合的に考え、フォートラベル・GLOBAL WiFiをレンタルする事にしました。

搭乗時間までは空港内の免税店をブラブラして時間を過ごします。
9時前には搭乗ゲートでスタンバって、案内と同時に乗り込みました。定刻通りの出発です。
飛行機はほぼ満席でした。機内食はパスタ。
夕食を食べていない事もありますが、機内食としては割と美味しい方です。
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ESTA(電子渡航認証システム)を取得していないので、機内で入国用資料(I-94/I-736)を記載します。
まあ日本語で書かれているので(記載はローマ字、もしくは英語で行う。)あまり間違いはないかと思います。
ちなみに税関検疫申告書は家族で1枚書けばいいのですが、ESTA取得者でも必要です。

軽くウトウトしていると、もうグアム空港に到着です。現地時間でAM2: 20の到着。
入国審査で通常の外国人用ゲートに並びます。
「通常ゲートは1時間以上待たされる」と他サイトにありましたが、
私の時は深夜便のせいか、それほど待たされることなくスムーズに入国できました。
そのままJTBのカウンターで資料を貰い、送迎バスでホテルに向かいます。

ホテルはロイヤル・オーキッド・グアム・ホテルでした。
格安ツアーだったのでホテルは期待をしていなかったのですが、部屋は悪くありませんでした。
いや、海外のホテルとしては良い方です。
楽天やトリップアドバイザーの評価の一部に「カビ臭い」「水漏れがある」「お湯が出ない」などと言うコメントがあったので、かなり覚悟して行ったのですが、良い意味で裏切られました。
私達が宿泊 したのは7Fの部屋でしたが、別にカビ臭い事など無く、お湯はすぐに熱いお湯が出ます。
部屋はとても広く、バスルームもバスタブとシャワーが別になっていて、シャワーだけ浴びる場合は洗面所が水浸しにならず、とても良かったです。
タオル類もキチンと毎日替えられていて、アメニティも揃っていました。
出来た当時は豪華なホテルだったと思われます。



ベッドに入ったのは4時でした。6時にはフロントまでレンタカーの送迎があります。
レンタカーは日産グアムレンタカーにしました。
レンタカーを決める条件は、以下です。
1、フルカバー保険である事(CDW+SUP)
2、フルカバー保険は事故(対人・対物)、盗難、犯罪による破損、休業補償の全てが含まれる事
3、リティディアン・ビーチが保険対象範囲に含まれる事。
4、走行距離の制限が無い事
これを全て満たしていて、悪い評判もなく、料金も高くなかったのが日産グアムレンタカーでした。
このレンタル条件については、事前にメールにて何度もやり取りをしましたが、それにも丁寧に回答してくれました。

スマイルレンタカーも悪くなかったのですが、リティディアン・ビーチは保険対象範囲外という事でしたので、今回は選択できませんでした。

レンタル場所は空港のため、一度空港に戻ります。
車の簡単なチェックをしてレンタルします。いよいよグアムでのドライブ開始です。ここで一つ失敗です。海外のドライブでは、やはりカーナビを借りておくべきでした。
グアムの道はシンプルで、地図を見る限りはあまり間違える事はないと思っていました。
ところが知らない道を目印もわからないまま、普段とは違った交通ルールで走る事は、ちょっと無理がありました。
目的地はタモン中心街の「エッグスン・シングス」だったのですが、なぜかマイクロネシア・モールの方へ出てしまいました。
息子達2人が地図と見比べてやっと正しい道を見つけ出し、エッグスン・シングスの近くまで来ましたが、駐車場がわからず、またウロウロ。すぐ右手に目的地があるのに、右側通行の上、中央分離帯があるので、目的地に入れません。
余談ですが、グアムでは十字路の右側 に目的地がある場合、ほとんどは一度通り過ぎてからUターンを行います。
日本では基本的にUターンなどありえないので、これには最初は慣れませんでした。
やっとこさエッグスン・シングスに入ります。
店の前に店員さんがいて、そこでまず注文を聞かれます。
とりあえずイチゴと生クリームのパンケーキ、ブルーベリーと生クリームのパンケーキ、グアムでは一般的な朝食であるエッグ・ベネディクトと、ソフトドリンク4つを頼みます。
しかし料理が出されて失敗を感じました。ともかくパンケーキの量が多い!
日本ではこの手の一皿に5~6枚あるパンケーキは、一枚の大きさが1口サイズが多いのですが、グアムでは一枚一枚がそれなりの大きさです。
睡眠が十分でない事もあ り、甘い物をこの量はキツかったです。
ウチの家族4人程度であれば、パンケーキ一皿、エッグベネディクト一皿で十分でした。
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[これはトロピカルティー]
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お蔭で、予定では2日目の朝食も他のパンケーキを食べる予定でしたが、「パンケーキはお腹一杯」になってしまいました。

次の目的地は実弾射撃が出来る「G・O・S・R」です。
ちょっと遠いですが、屋内ではなく野外実弾射撃場であり日本人が経営しているという事で、
GOSRに予約を入れていました。
グアムには野外射撃ではGOSRとCQBの2つがあり、どちらにしようか迷っていました。
GOSRは、自前の射撃場を持っているようで落ち着いて射撃できるように思いました。
CQBの方は、米軍の次期正式拳銃となったシグP320が撃 てるようです。
最終的には、じっくりと落ちついて撃てるGOSRに決定しました。
CQBは動きながら撃つ感じに思えたので、射撃初心者の息子達には合わないように感じたためです。
またGOSRについては、スタMasaさんが何度もブログで体験記を公開していた事も選択理由の一つになりました。

GOSRはグアム南東部のタロフォフォの滝にあります。
ルートとしては、ホテル街から1号線でハガニアまで行き、左折して4号線で島を横断して南下し、途中でタロフォフォの滝に向かって右折するだけなのですが、序盤のハガニアの左折で既に迷ってしまいました。
まずは通り過ぎてしまった上、ハガニア・ショッピングセンターから余計な道に入ってしまったり。
息子達 がスマホと地図を確認しながら、何とかGOSRに辿り着いた時には1時間半以上かかっていました。
タロフォフォの滝の駐車場の受付で「GOSR、プリーズ」と怪しい英語で伝えると、そこから連絡してくれて、GOSRから迎えの人が来てくれます。
こうして無事GOSRに辿り着いたのですが、ここで残念が事が2点ありました。
まず一つ目として、日本で入れた予約が入っていなかった事です。
この日は水曜日で予約は日曜日に入れたのですが、それがグアム側に伝わっていなかったようです。
予約センターにはフリーダイヤルが掲載されていたのですが、日曜に何度連絡しても繋がらなかった上、
メールをして更に携帯電話に電話した上で予約したので、これには不満を感じてしまい ました。
更に現地で言われたのは「コース内の銃を、他メンバーに撃たせる事は出来ない」という事でした。
これについては、GOSR日本予約センターとメールで何度かやり取りをしており、
「家族やグループ内では、銃や弾の交換やシェアが出来る」と言われていたので、
そのつもりでコースを選んでおり、かなり戸惑ってしまいました。
ちょっと納得行かない部分もありましたが、社長が
「ベーシックCコースを夫婦でシェアして、バレットライフルは別で撃てばどう?」
と提案してくれたので、それに従う事にしました。
(アンチマテリアル・ライフル「バレットM95」は息子達が撃 ってみたいと言っていた銃です。)
こうして9mmパラでベレッタM92F、45ACPでコルトとキンバーのM1911、357マグナムは多分スターム・ルガーのリボルバー、5.56mmNATOはM4カービン、散弾銃はポンプアクションでした。
社長は「サービス」と言って、弾10発分を追加してくれました。
GOSRでは弾の装填から自分で出来ます。
何となく「これから撃つぞ」って気分が盛り上がってきます。
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長男、次男、妻、私の順に、それぞれ9mmパラ、45ACP、357Mag、M4カービン、散弾銃を撃ちます。
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[次男、ベレッタM92Fを撃つ]
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[長男、ベレッタM92Fのレクチャーを受けている所]
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[妻がシグP226を撃つ]
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[私がジャック・バウアー風にシグP226を撃つ]
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[次男、357マグの弾を込める]
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[長男、キンバーM1911を撃つ]
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[妻も同じく45口径]
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[私もキンバーM1911]

妻はM4カービンと散弾銃はパスしました。
初めての拳銃射撃。
9mmパラの反動は大した事ないですね。誰でも普通に撃ちやすいと思います。
またこの時はスコールが降ってきた上、監的スコープがないので当たったか外れたかよくわからないです。
ちなみに遠目にあるペットボトルには、私はまったく当たりませんでした。
45ACPも357Magも、反動には大差無いと感じました。
競技射撃のように片手撃ちをやってみたのですが、想像以上に腕がブレてしまい、満足に狙いが付けられなかったです。
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これでは10mも離れれば、射撃用の的には当てられないですね。
M4カービン(5.56mmNATO)は非常に撃ちやすい弾だと感じました。
動画で見ると、反動を受けても身体はほとんど動いていないです。
私の持つ30-06と比べると、感覚的には反動は4分の1程度にしか感じません。
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[次男、M4カービンを撃つ]
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[長男、M4カービンを撃つ]
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[腹が出てるが私がM4カービンを撃つ]

その後、息子達はバレッ ト・ライフルを撃ちます。
それまで撃っていた弾とは桁違いに大きな50BMGを装填します。他のお客さんも興味があるのか集まってきます。
発射の瞬間、強烈な爆風がサイドに吹き付けてきます。流石に拳銃やライフルとは別格の発射音です。
スマホで動画を撮っていた妻はビックリしていました。
(パレットは銃口の左右に発射ガスを逃すようになっている。)
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[次男、パレット・アンチマテリアル・ライフルを撃つ]
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[長男、パレット・アンチマテリアル・ライフルを撃つ]
ただ初めて射撃した息子達が何ともない様子だったので、想像ほどは射手に対する反動は強くないようです。
この日、私達についてくれたスタッフの方は、とてもフレンドリーで感じのいい人でした。
記念に全種類(50BMGを含む)の薬きょうをお土産としてくれました。いい思い出です。
息子達はもっと撃ちたいと言うかと思っていたのですが、十分満足できたようです。
GOSRに来て良かったです。大変満足して、最後に社長に礼を言ってGOSRを後にしました。

次の目的地は、ホテルの近くにある「Kマート」です。
Kマートはグアムでは有名なスーパーマーケットです。大抵のものが安く手に入ります。
私達はお土産選びも兼ねてグルっと回ったのですが、正直なところ、近所の安売りスーパー「トライアル」の方が安かったです。
また日用品関連は、マイクロネシア・モールにある「ペイレス」の方が豊富だし安かったと思います。
ここでは日本で用意できなかったマリンシューズと、各自バラマキ用お土産を買いました。

昼食はKマートの斜め前にある「メスクラ・ドス」のハンバ ーガーにしました。
(ここでも駐車場に止めるのに一苦労してウロウロ)
メスクラ・ドスのハンバーガーは、グアムでも1・2を争う有名なハンバーガーです。
と言う事は当然ながら観光客で混んでいます。
店内は一杯の上、レジにもかなり人が並んでいます。
朝食のパンケーキがまだお腹に残っている感じなので、ハンバーガーは2つだけ購入しテイクアウトでホテルで食べます。
頼んだのはランチョン・バーガーとグリルド・チーズバーガー。
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どっちも美味しかったです。ランチェル・バーガーの方はちょっと辛かったかな?
あと私の時はグリルド・チーズバーガーのパンが食パンではなく、普通のハンバーガー用のパンでした。
(注文が違ったのかな?)

この時点で既に時刻 は4時近く。
水曜日にはハガニアのチャモロビレッジにて「チャモロ・ナイトマーケット」という、日本で言う縁日のようなお祭りがあります。
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レンタカーで行くと道は渋滞するし駐車場に困ると言うので、早めに行って隣のパセオ公園で釣りでもしようと思っていました。
しかしチャモロ・ビレッジに3つある駐車場は既に一杯。
仕方なく隣接する野球場の駐車場に駐車しようと思っていたら、運よく1台の車が出たので逃さずそこに駐車。
まだナイトマーケットは準備中のようなので、パセオ公園で釣りをすべく移動した所、またもやスコールが。。。
釣りは諦め、小降りになった所で「自由の女神」の前で写真を撮り、チョモロビレッジに戻ります。
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5時くらいにはナイトマーケットは開始 していますが、ツアー客が来る前のためか大混雑はしていません。
まずは人気のある「アス スモークハウス」牛肩バラ肉の燻製「ビーフブリスケットプレート」を買います。
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うん、これはおいしい。「時間をかけてスモークした」というだけあって肉も柔らかくホロホロと口の中で崩れます。
付け合せのチョモロ名物「レッドライス」も思ったほどクセはなく、普通に食べられました。
食事の後の飲み物として、かねてから食べてみたいと思っていた天然ココナッツの実。
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このナイトマーケットでは、複数の店がココナッツの実を販売しています。
ただ飲み物としては、普通のオレンジジュースやリンゴジュースの方がおいしいです。
グアムは飲み物が、いや物価自体が全般的に高いです。普通のペットボトルのお茶が$3.5以上します。
日本と同じくらいの値段なのはコーラくらいか?また水道水もあまり飲用には適していないそうです。
そんな中で普通に飲めると言ったら、ココナッツの実くらいしか無いのかもしれません。
ちなみにジュースを飲み干すと、ココナッツの中の白い部分をくり抜いて、ワサビと醤油をつけて「サシミ」として食べさせてくれます。
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味はイカ刺しに似ている、と言いますが、微妙ですね。まあまあ美味しいとは思います。
他にもマンゴーのスムージーのお店がありました。スムージーの店はいくつかあるのですが、
「DOLLの缶詰」を使用している店は流石に避けて、天然マンゴーのスムージーを買いました。
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これはウマイです!暑い中スッキリする丁度いい甘さと酸っぱさです。
他にも雑貨やココナッツオイルなど、様々な店をブラブラしながら見物します。
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[水牛もいます]
午後7時半過ぎくらいに、帰りの渋滞に巻き込まれる前にナイトマーケットを後にしました。

さて昨夜あまり睡眠が取れていない事もあり、早急に寝る事にしますが・・・
帰りの車の中から急にテンションが下がっていた妻が「右目が痛い」と訴えます。
最初は「ゴミでも入ったんだろう。放っておけば大丈夫」と思っていたのですが、
時間が経つほど痛みが酷くなるようです。
「痛い、痛い」と断続的に訴えて来ます。
海外旅行で一番怖いのは病気とケガです。
日本とは違い、ものすごく高額な治療費を請求されると言います。
私は今回、海で遊ぶことから危険生物の被害に合う事を考慮し、海外旅行保険は無制限のものに加入していました。
いくつか候補があったのですが、最終的に私が選んだのはHS保険でした。
治療は無制限、何かあった時の救援者費用は3千万円、賠償責任は1億円、携行品の補償が50万円ついていて、家族4人で5日間7290円です。1人当たり2千円しないなんて、これに入らない手はありません。

まずはタモン・ベイセンターにある「グアム旅行者クリニック」に電話をしました。
ただ時間が夜のため既に医師はいなく、そこからMAI(Micronesia Assistance, Inc)を紹介され、そこに電話しました。
するとそこからすぐに通訳が出来る日本人スタッフがホテルまで駆け付けてくれ、最寄の夜間病院まで連れて行ってくれました。
そのまま夜9時から診療が終わる23時半まで一緒に付き添ってくれ、保険会社との手続きなどもしてくれた上、翌日の病院の手配(これは私達が行かないと決めたのですが)まで、何から何までお世話して頂きました。
海外での病気やケガは、高額な治療費も不安ですが、そもそも夜中(時間外)にどこの病院が見てくれるのか、治療についてもこちらの意志を伝えられないし、医者や看護師の言っている内容も理解する事が出来ません。
痛みの表現や症状の表現、さらには一般的な医療の単語でさえ、学校の英語ではまず教え てくれない内容です。
そんな時に、このMAIのスタッフさんの思いやりのある対応は、本当に心強くて助かりました。
改めてお礼を言いたいです。
MAIのスタッフさんにホテルまで送り届けて頂き(重ね重ね感謝です)、安心した妻も私もやっと眠る事ができました。
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