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2005年6月23日・・・いよいよ初心者講習 [始めての猟銃所持]

ついに待ちに待った初心者講習の日です。
朝からあいにくの雨。
朝9時半頃、県庁近くの教育会館に着きました。
講習会場に入ると、既に3分の1程度の人は座っています。
入り口から入った所で、警察の方らしい2人の人に受講書を渡すと、指定の席に座るように
指示されました。
私と妻とは続き番号にも関わらず、かなり離れた席となっています。
どうやら順番通りにはせず、連番でも隣同士や前後にはならないように席を決めているようです。
私がインターネット上にあった予想問題を見直していると、隣のオジサンが
「この試験って難しいよね。問題集ってドコにあったの?」
と話しかけてきました。
(ちなみに予想問題のURLは以下です。ここまで難しいのは私の時は出ませんでしたが)
http://www.asahi-net.or.jp/~EV1T-TRNK/test/mondai.html
全体でおおよそ40人程度。女性は4名程度でした。
午前に2時間講義を聴いた後、昼食となります。
午前の講義が多少押してしまい、昼休みは45分しかありません。
他の経験者のサイトで、「1Fにある喫茶店のハンバーグがとてもうまい」と書かれていたので、
妻と2人さっそく1Fにある「麦と葡萄」という喫茶店に入りました。
しかしかなり混んでおり、ウェイトレスに「ハンバーグは20分以上かかる」と言われ、
諦めて外に出、近くのミニストップへ入りました。
するとミニストップに居た1人のオジサンが挨拶してきます。
怪訝な顔をしている私に妻が「(私の)隣の人だよ。」と言われ、初めて講習で私の隣の席の人だと言う事に気づきました。
オジサンは、妻に向かって
「ダンナさんは受かりそうだけど、女の人には難しいよねぇ。」
「私は先月に一度落ちて、2回目なんだよ。」と話しかけて来ました。
オジサン曰く、先月の講習会でも見かけた人が何人かいるとの事です。
別の県ですが、体験者のサイトで「全員が合格した」という書き込みを見たのですが、
私の県は以外に合格させないのでしょうか?
このオジサン、どうやら話し好きらしく、やたらと話しかけてきます。
また何度も「試験は難しい。ダンナは大丈夫だろうけど、奥さんはねぇ」みたいな事を言っています。試験が難しいと思うなら、昼飯の時間もテキストを見直すべきだと思うのですが・・・。

講習会場に戻ると、大学生らしい若い人たちが4人ほど一塊で話していました。
女性も混じっていましたが、元々仲間なのか、この会場で知り合ったのか?
ちょっと懐かしい雰囲気を感じてしまいました。
午後は銃砲店の主人らしい人が、銃の取り扱いに関して講義をしたのですが・・・
この人の話の聞きにくい事、そして意味がない事。
70は軽く超えているおじいさんなのですが、お年寄り特有のモゾモゾ声で話す上、
昔話が大半で、肝心の銃に関する講義はほとんど話しませんでした。
戦前の銃の話、戦争中の話、進駐軍の銃の話、あとはいかに自分がベテランハンターであるか
の自慢でしょうか。
別の機会なら興味深く聞けたと思うのですが、こっちはこの後に試験がある身。
昼食の後の眠気に耐える価値はないと考え、途中からテキストの総復習に入りました。
やがて講義も最後の15分になり、オジイサンは「まあこの辺は当たり前の事ですから」と
テキストの大事な項目を簡単に流し始めました。
講義の前に「私の所から出た問題は、みなさん満点を取って頂きたい」と言っていたのは、
ブラッフだったのでしょうか?それともワザとこのようなオジイサンを講師にし、受講者に合格点を
取らせないようにする警察の企みなのでしょうか?
オジイサンの懐かしい昔話も終わり、いよいよ試験の時間となりました。
試験は同じ問題ですが、出題される順番が異なるため、他の人の答案用紙をカンニングしても
何の役にも立ちません。20問中14問の正解で合格です。
ひっかけ問題もいくつか出ますし、どちらも正しいと思えるような選択肢も出ますが、
確実に勉強をし、あやふやなものは消去法によって、答えは選択できます。
3回程見直しをし、18問は確実である確信を得ました。
試験が終わると、この県の場合は20分後に合格発表です。
20分経って教室に入ると、そこで警察官の人より全員荷物を持って、再度廊下に出るように
言われます。すると廊下に合格者の番号が張り出されているので、合格した人だけ、再度教室に
戻るように言われます。
私も妻も自信はあったのですが・・・ドキドキしながら張り出された紙を見ました。
先に妻が「あった」と言い、一瞬私のはどうか不安にかられながらも、目を走らすと
妻と私の番号が並んで書き出されていました。
ホッとして2人で教室に戻ります。
その時の合格者は30数名と言った所でしょうか。
気の毒に隣のオジサンは戻ってきませんでした。3回目、がんばってください。
銃砲刀関係の警察官と火薬関係の警察官の最後の説明を聞き、「初心者講習終了証明書」を
受け取って、私と妻は帰路につきました。
「あのオジサン、過去問欲しそうだったね。」といい
「やたらと「女性は難しい」みたいな事言うから、絶対受かってやろうと思ったよ。」と
帰りの電車の中で、妻が私に言いました。

色々なサイトや話で「寝てなければ受かる」という事を聞きますが、けっこう難しい試験だと
私は思います。4択で明らかに間違いと思えるもの以外に、どっちか判別がつきにくいものが
あり、受験者を惑わします。過去問は無いので対策は取れないのですが、やはり事前の勉強は
しておいた方がいいと、私は思います。


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