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2005年7月17日・・・運命の出会い(かも?) [始めての猟銃所持]

16日より家族で始めてのキャンプに行っていました。
(と言ってもテントを張ってではなく、泊まったのはキャビンでしたが)
その帰り、夕方に宇都宮の「ミツ○シ銃砲店」に伺いました。
最初っから時間があればミツ○シ銃砲店に立ち寄る方向に持っていこうという意図は
見え見えでしたが。
キャンプ場を出て、大谷石記念館を見物し、夕方となり時間も適度に余ったところで、
妻に「宇都宮に大きな銃砲店があるみたいだけど、ちょっと行ってみていい?」と聞きました。
(脱線しますが大谷石記念館、圧倒されます。お勧めです。是非一度行って見て下さい。)
妻は既に私の考えを読んでいたようで「別にいいよ。」とアッサリ許可してくれました。
20分ほど車を走らせると、宇都宮駅から西側の大通りを進んだ所で、ミツ○シ銃砲店を妻が
発見しました。
1Fと2Fがあるようで、まず1Fを覗いてみると、そこはエアートイガンを扱っていました。
中には3~4人の客がいて、トイガンを購入しているようでした。
私が中を伺っていると、若いキレイな女性が「いらっしゃいませ」とレジから声をかけてくれました。
私が「あの~、銃砲店の方は?」と切り出すと、「ああ、先ほどお電話をくれた方ですね?」と
にこやかにいい、「しばらく待って下さい」というと、レジから出て私たちを2Fに案内してくれました。
2Fの鍵をあけると、そこが銃砲店のアクセサリー関係を扱い、道路側が銃の展示と工房、
奥が事務室となっているようでした。
私は自分が初心者であり、射撃教習もまだ受けていない事、実際にどんな銃を買うか、
まだ決まっていない事を告げました。
そして厚かましく「10万円程度の中古の銃を見せて欲しいのですが?」とお願いすると
奥さんは「けっこうですよ。持ったりする事は出来ませんが」と断りを入れた上で、展示室兼工房の方へ通してくれました。
通常どおり、まずは上下二連を出してくれましたが、私の目は鋭く展示棚の隅を捕らえました。
黒い短めの散弾銃。自動銃のようでありながら、先台がスライド式のような・・・。
「この銃は何ですか?」私が奥さんに聞くと
「これはベネリという銃です。これはトラップ射撃には・・・。」
その先の奥さんの話は、もう私には届いていませんでした。
「これも中古ですか?」と私が聞くと「そうです。」と奥さんは答えてくれました。
勢い込んで「おいくらですか?」とさらに私が訪ねると
「9万4千円です」という答え!
私の購入予定金額は19万程度ですから、半分以下!
・・・憧れのベネリM3がたったの9万4千円!・・・
子供も塾に通い始め、小遣いは月2万円の私にとっては、定価の半額の値段というのは、
この上なく魅力でした。
奥さんは「これは猟や遊びとして使うのならいいですが・・・」と説明してくれますが、やはりその声は
私に届いていませんでした。(ゴメンなさい、奥さん)
「これはスラッグと言って・・・」
え?スラッグ?
私はトラップにもスキートにも猟にも使うため、26インチの換えチョーク5本付きを購入する気でした。
(実際には26インチでもトラップは難しいでしょうが)
色は別にクローム加工でも黒でも良かったので、問題ないのですが。
(クローム加工は非常にカッコイイのですが、実猟に使う予定の私としては、獲物の目に付きやすい点が非常に気になります。)
私は説明を続ける奥さんの言葉をバックミュージックに、ひたすら葛藤する自分の世界へ
入っていきました。
妻も一緒に射撃をやるので、安い銃をと聞くと、ベレッタの上下二連を出してくれました。
え?ベレッタが5万!!!
私はまたも驚きの声を(心の中で)上げてしまいました。
かなり古い(30年前)のモデルとの事ですが、銃は年代は関係ないようですし、
何よりベレッタという点が古ささえ、魅力に感じさせます。
今日はとりあえずどんな銃があるか見物に来ただけのため、とりあえず礼を言って店を出ました。
ところが9万のベネリが私の心を捉えて離しません。
駐車場で、妻に「どうしようか?けっこうチャンスだと思うんだけど」と聞くと、妻は
「別に欲しければ、いいよ。ここで買っても」という、相変わらずクールな答え。
ともかく金に執着するドケチな私としては、衝動買いはまずありえません。
15分程度は悩んだでしょうか?
疲れと興味のない買い物に飽きてきた子供たちを尻目に
「もう一度、じっくり見せてもらおう。それで決めよう。」と妻に断言しました。
再度1Fのトイガン売り場へ。奥さんはやはり忙しそうにしていましたが、私が
「すみません、もう一度見せて欲しいんですけど」と言うと快く
「はい、いいですよ」と言って、再び2Fへ私たちを案内してくれました。
「先ほどのベネリとベレッタをじっくり見たいんですが?」と
私が言うと、奥さんは少し困った笑いを浮かべて「わかりました」と言って、
展示室兼工房へつれていってくれました。
ベネリとベレッタをガラスケースから取り出してくれます。
私は妻の事も放っておいてベネリを手に取りました。
ピタッ
ベネリは私にあつらえたように構えが決まりました。
すでに気分はベテランハンターです。
実際にはベネリのスラッグモデルは20インチのため、体の小さい私には扱いやすく
思えただけでしょうが、これだけでも私は
「このベネリは俺に出会うために、今日ここにあった」
と思い込まずにはいられませんでした。
妻の方はベレッタが多少重そうでしたが、細身の銃は妻にはよく似合うように思いました。
念のため、ベネリもベレッタも銃身内部も除いて見ましたが、手入れが行き届いているのが
銃身内部はキレイに光っており、キズもサビも見当たりません。
妻のベレッタの方は銃床の部分を切り、パッドをつけて調整する必要があるとの事でしたが、
私も子供達も既にキャンプの疲れも大分出て来ていました。そこからさらに30分程度待って、
オーナーが銃の調整をするのを待つ気にはなれません。
結局、所持許可を取ってから実際に撃ってみて、合わなかったら銃の調整はするという事で、
ベネリとベレッタを予約し、その日は帰る事にしました。

今から考えても、このキャンプの帰りにたまたまミツ○シ銃砲店に立ち寄り、このベネリとベレッタ
に出会ったのは、偶然というか運命というか、ともかく幸運だと思います。
このミツ○シ銃砲店はとても親切で、一見客の私達から前金も取らずに2丁の銃を売約済にして
くれました。キャンプの帰りだったので手持ちの現金も無かったのですが、少しでも払いますと
言った私に、逆に「これから帰るんなら、お食事とかでお金も使うかもしれませんから」と言って
奥さんは受け取りませんでした。
もっと近くにあれば、毎週でも遊びに行きたくなるようなお店でした。(迷惑かな?)


2005年7月5日・・・教習射撃の申請に行く! [始めての猟銃所持]

本当は日曜日に休日出勤したので、代休として休むつもりだったのですが、新しい作業が始まって
しまったため、とりあえず朝イチで警察に「射撃教習申請」を出しに行く事にしました。
警察に行く直前で、戸籍抄本だけではなく、住民票(省略なしの全記載)が必要とわかり、
市役所に寄りました。
前回の初心者講習を申し込んだ時と同じ、若い人が対応してくれました。
収入印紙7800円を2人分買って提出した段階で、警察官に「戸籍抄本が無い」と言われ、
妻がダッシュで家に取りに戻りました。
その間に私の面接になります。
サイトには「取調室で面接された」「繰り返し何度も銃所持をあきらめるように言われた」
「嫌がらせのような扱いを受けた」と言う体験談が出ており、他にも人から
「罵倒されるような屈辱的な事を警察官が言い、申請者が怒らないかどうか反応を見る」等と言う事を聞いていましたが、私が受けた面接はそんな感じはありませんでした。
・なぜ銃を所持したいと思ったか。銃を所持する目的は何か。
・銃をどこに保管するか。
・ガンロッカーの必要条件は何か。ガンロッカーはどこで購入するか?
・月にどのくらいの射撃を行う予定か?
・家族や親戚・知人に暴力団関係者はいないか?
・夫婦仲は円満か?
等を聞かれました。別に特別な事はありません。
面接が終わっても、妻が戻って来ないため、しばらく警察官と雑談をしました。
何でも、私の住むエリア(警察署の管轄地域)は500人程度の銃所持者がいるそうです。
県内でも所持者数はトップクラスで、多すぎるためもっと減らしたいと言っていました。(ギク)
なお国体に出ている人もいて、その人は50歳くらいだそうです。
妻が戸籍抄本を取って戻った時、担当官に
「本当は後から自宅に伺って奥さんに面談するのですが、夫婦で取得するので、
この場で面談も済ませてしまいましょう。」と言われました。
この面談は妻に関してであり、
・妻はどのような性格か?
・妻は私が銃を所持する事を知っているか?
などです。
まあウチの場合は、夫婦で銃の所持申請に来ているので、一緒にやってもらえたそうです。
(夫婦仲が円満かと、この配偶者への銃所持の確認は、防犯上大切なようです。
密かに奥さん又はダンナを亡き者にしようと企んでいるかもしれませんから・・・)
次に廊下で待っていた妻の番で、同じような質問を妻も受けました。
なお、申請の結果が出るのは30日後に電話かハガキで来るそうです。
とりあえず、これで1ヶ月休みになります。


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2005年6月23日・・・いよいよ初心者講習 [始めての猟銃所持]

ついに待ちに待った初心者講習の日です。
朝からあいにくの雨。
朝9時半頃、県庁近くの教育会館に着きました。
講習会場に入ると、既に3分の1程度の人は座っています。
入り口から入った所で、警察の方らしい2人の人に受講書を渡すと、指定の席に座るように
指示されました。
私と妻とは続き番号にも関わらず、かなり離れた席となっています。
どうやら順番通りにはせず、連番でも隣同士や前後にはならないように席を決めているようです。
私がインターネット上にあった予想問題を見直していると、隣のオジサンが
「この試験って難しいよね。問題集ってドコにあったの?」
と話しかけてきました。
(ちなみに予想問題のURLは以下です。ここまで難しいのは私の時は出ませんでしたが)
http://www.asahi-net.or.jp/~EV1T-TRNK/test/mondai.html
全体でおおよそ40人程度。女性は4名程度でした。
午前に2時間講義を聴いた後、昼食となります。
午前の講義が多少押してしまい、昼休みは45分しかありません。
他の経験者のサイトで、「1Fにある喫茶店のハンバーグがとてもうまい」と書かれていたので、
妻と2人さっそく1Fにある「麦と葡萄」という喫茶店に入りました。
しかしかなり混んでおり、ウェイトレスに「ハンバーグは20分以上かかる」と言われ、
諦めて外に出、近くのミニストップへ入りました。
するとミニストップに居た1人のオジサンが挨拶してきます。
怪訝な顔をしている私に妻が「(私の)隣の人だよ。」と言われ、初めて講習で私の隣の席の人だと言う事に気づきました。
オジサンは、妻に向かって
「ダンナさんは受かりそうだけど、女の人には難しいよねぇ。」
「私は先月に一度落ちて、2回目なんだよ。」と話しかけて来ました。
オジサン曰く、先月の講習会でも見かけた人が何人かいるとの事です。
別の県ですが、体験者のサイトで「全員が合格した」という書き込みを見たのですが、
私の県は以外に合格させないのでしょうか?
このオジサン、どうやら話し好きらしく、やたらと話しかけてきます。
また何度も「試験は難しい。ダンナは大丈夫だろうけど、奥さんはねぇ」みたいな事を言っています。試験が難しいと思うなら、昼飯の時間もテキストを見直すべきだと思うのですが・・・。

講習会場に戻ると、大学生らしい若い人たちが4人ほど一塊で話していました。
女性も混じっていましたが、元々仲間なのか、この会場で知り合ったのか?
ちょっと懐かしい雰囲気を感じてしまいました。
午後は銃砲店の主人らしい人が、銃の取り扱いに関して講義をしたのですが・・・
この人の話の聞きにくい事、そして意味がない事。
70は軽く超えているおじいさんなのですが、お年寄り特有のモゾモゾ声で話す上、
昔話が大半で、肝心の銃に関する講義はほとんど話しませんでした。
戦前の銃の話、戦争中の話、進駐軍の銃の話、あとはいかに自分がベテランハンターであるか
の自慢でしょうか。
別の機会なら興味深く聞けたと思うのですが、こっちはこの後に試験がある身。
昼食の後の眠気に耐える価値はないと考え、途中からテキストの総復習に入りました。
やがて講義も最後の15分になり、オジイサンは「まあこの辺は当たり前の事ですから」と
テキストの大事な項目を簡単に流し始めました。
講義の前に「私の所から出た問題は、みなさん満点を取って頂きたい」と言っていたのは、
ブラッフだったのでしょうか?それともワザとこのようなオジイサンを講師にし、受講者に合格点を
取らせないようにする警察の企みなのでしょうか?
オジイサンの懐かしい昔話も終わり、いよいよ試験の時間となりました。
試験は同じ問題ですが、出題される順番が異なるため、他の人の答案用紙をカンニングしても
何の役にも立ちません。20問中14問の正解で合格です。
ひっかけ問題もいくつか出ますし、どちらも正しいと思えるような選択肢も出ますが、
確実に勉強をし、あやふやなものは消去法によって、答えは選択できます。
3回程見直しをし、18問は確実である確信を得ました。
試験が終わると、この県の場合は20分後に合格発表です。
20分経って教室に入ると、そこで警察官の人より全員荷物を持って、再度廊下に出るように
言われます。すると廊下に合格者の番号が張り出されているので、合格した人だけ、再度教室に
戻るように言われます。
私も妻も自信はあったのですが・・・ドキドキしながら張り出された紙を見ました。
先に妻が「あった」と言い、一瞬私のはどうか不安にかられながらも、目を走らすと
妻と私の番号が並んで書き出されていました。
ホッとして2人で教室に戻ります。
その時の合格者は30数名と言った所でしょうか。
気の毒に隣のオジサンは戻ってきませんでした。3回目、がんばってください。
銃砲刀関係の警察官と火薬関係の警察官の最後の説明を聞き、「初心者講習終了証明書」を
受け取って、私と妻は帰路につきました。
「あのオジサン、過去問欲しそうだったね。」といい
「やたらと「女性は難しい」みたいな事言うから、絶対受かってやろうと思ったよ。」と
帰りの電車の中で、妻が私に言いました。

色々なサイトや話で「寝てなければ受かる」という事を聞きますが、けっこう難しい試験だと
私は思います。4択で明らかに間違いと思えるもの以外に、どっちか判別がつきにくいものが
あり、受験者を惑わします。過去問は無いので対策は取れないのですが、やはり事前の勉強は
しておいた方がいいと、私は思います。


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2005年5月30日・・・ついに禁断の第一歩を。 [始めての猟銃所持]

朝から雨が降っており、せっかく有給まで取ったディズニーシー行きはパーとなりました。
仕方が無いので、かねてから挑戦しようと思っていた「猟銃所持への第一歩」を
勇気を持って踏み出す事にしました。
(結局、転職やら仕事が忙しかったやらで、前回猟銃を所持しようと思ってから半年以上も
経ってしまいました。)

妻も「夫婦で一緒に出来る趣味」「年を取っても出来るスポーツ」という事で
「夫婦でオリンピックを目指そう」と言うキャッチフレーズの元に言いくるめ、
再度警察署へ電話をしました。
本日、猟銃所持講習会への申し込みは出来るかどうか、何を持っていけばよいかを聞きました。
以前とはうってかわり、電話に応対に出た方も、特に怪しむようでもなく、普通に私の問い合わせに答えてくれました。
昼過ぎに一度警察署の前まで行きましたが、その後にかかる費用(2人分で40万以上!)
にビビリ始め、もう少し考えることにしました。
スーパーなどをフラフラしながら2時間程迷いましたが、やはりチャンスは今日しかないと思い、
その日の夕方16時半頃、警察署に飛び込み、初心者講習を申し込みました。
ちなみに隣では風俗店営業の申請をし、ドアの外で待たされている時は、手錠をかけられた人を
見ました。(さすが警察)

私が妻を強く誘った理由は、妻は今まで趣味らしい趣味を持っていなかった事、スポーツも
あまり好きではなく外に出る機会が少ない事などがありましたが、一番の理由は私を1人で
射撃場に出してくれるとは思えなかった事があります。
射撃に関して奥さんの理解を得られないダンナ様諸兄、いかがでしょう?
出来るだけ奥さんにも射撃を勧めてみては?
老後まで続けられる趣味であるし、ゴルフよりは安く上がるように思うのですが。


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2004年9月1×日・・・いざ銃砲店へ! [始めての猟銃所持]

土曜日にとりあえず秋葉原と御徒町の間にあるH銃砲店に行きました。
ここは以前から、秋葉原に言った時に「小奇麗な銃砲店がある」という記憶があったのです。
H銃砲店に入ると、30前後の店の人と50代ぐらいのお客さんがいました。
私が、これから猟銃の所持免許を取ろうとしている事、警察に電話したら、
「まず銃砲店に行って、銃を決めてくるように」言われた事を話すと
「変わった事を言うなぁ」と、他のお客さんと顔を見合わせてニガ笑いしていました。
H銃砲店の人が曰く
・まず射撃をやりたいか狩猟をやりたいかを決めた方がいい事。
 両方できる銃もあるが、中途半端になり、結局新しく専用の銃を買いたくなる事。
・銃の場合は、値段と命中率は関係がない事。
・銃の値段は、中古でもピンキリであり、安い銃は5万くらいから上は天井知らずな事。
を教えてくれました。
また動かないサンプル用の銃を持たせてくれ、銃の感触を教えてくれました。
中々の重量感。妻などは「自信がなくなった」と言うほどです。
私が猟銃所持について店の人に色々聞いている間、妻の方には客のオジサンが色々と
レクチャーをしていたようです。
やっぱり銃を持つ女性は珍しいためか、オジサンが寄ってくるのでしょうか?
「猟銃所持の手引き」というような冊子を貰い、その日は帰りました。
(本来は300円程度で販売しているもののようです。)
ちなみにこの銃砲店は店主も親切で話し方も柔らかく、初心者の私にも高圧的な
態度を取る事なく、非常に好感が持てました。
初心者がまず行くのなら、このH銃砲店のような店が、とっつきやすくて良いかもしれません。


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2004年8月2×日・・・ともかく電話を [始めての猟銃所持]

会社を辞める事に決心をして有給があり余っているので、それを使って猟銃を取ろうと思いました。
とりあえず地元の警察署に電話を入れてみる事に・・・。
窓口は「生活安全課」。若い人が電話に出ました。
「すみません、猟銃を所持したいんですけど、土日は開いていますか?」
「いや、土日はやっていませんね。」
「わかりました。では銃所持の講習会の申請は、平日に行けばいいんですね。
 何時から何時まで受け付けていますか?」
「しばらくお待ち下さい。係りの者と代わりますので。」
少し間を置いて、今度は少し上の方が出られたようです。
「本当に銃を持ちたいんですか?何に使うんですか?」
(ちょっと訝しげな声です。銃の所持申請なんて極めて珍しいのでしょうか?
ここでビビリ度が20%ほどUPしました。)
「狩猟や射撃をやってみたいのですが。」
上はお決まりの答えです。あなたが本気で猟銃を所持したいなら、
例えあなたの家が月一で強盗に入られていようと、どれほどのサバゲーマニアでも
「護身用のため」「コレクションのため」とは、決して答えてはいけません。
即座に不許可となるでしょう。
「狩猟と射撃とでは、全然違いますよ。どちらか決まっていないんですか?」
「両方ともやってみたいと思っています。」
「両方なんて出来ませんよ。それと射撃や狩猟はかなり金額もかかりますよ。
 大丈夫なんですか?銃はいくら位だと思っていますか?」
「10万くらいで買えると聞きました。ある程度の予算は見込んでいます。」
「それじゃあ全然足らないですよ。まず銃砲店に行って、実際に自分が欲しい
 銃を大体決めてきてください。講習会の申請は、それからにして下さい。」
これから申請する相手であるお巡りさんにこう言われては、私としては反対する
意味はありません。
その場は礼を言って電話を切り、とりあえず銃砲店に行く事にしました。


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最初に・・・私達夫婦が銃所持を思い立った理由 [始めての猟銃所持]

♂より→
以前から私は銃に興味がありました。
特に映画によく出てくる「ショットガン」というのは、私にとっては「マグナム」や「マシンガン」
と並ぶ、すっごい威力のあるアイテムでした。
「僕も大きくなったら、こういう鉄砲を持って、牛や鹿や熊を撃てるようになりたい。」
と心に描いたものでした。
ちなみに私が少年時代に心に描いていたシーンというのは、アメリカ風な家のテラスに腰掛け、
ライフルを磨いているシーンでした。
(撃っているシーンは何故かあまり無いのです。)
その磨いているライフルというのは、常に水平二連銃でした。
その当時の私にとっては、「散弾銃」は、鳥(カモやキジ)を取るための
エアライフルの便利版程度の、とってもスモールな銃でした。
海や河川で鳥の群れに対して英国風のオジサンが発砲するアレです。
中学生くらいの少年が、よくモデルガンやエアーガンにはまるように、私も何丁かの
モデルガンを持っていました。
ただ、当時はハンドガンには興味はありましたが、長物と言われるライフルや
ショットガン、マシンガンなどには、あまり関心を持っていませんでした。
私が「散弾銃」と「ショットガン」が同じものだと知ったのは、
実は高校を卒業してからなのです。

20歳を過ぎた頃、何度か「猟銃所持免許を取ってみようか」と思い、警察にも取得方法を
聞きに行ったりしたのですが、何故か間が悪く、また私の熱意が足らないせいか、
実際に取得までには到りませんでした。
そんな私が、何故今ごろになって猟銃所持を考えたか?
キッカケは、アテネオリンピックでアーチェリーで山本選手が銀メダルだった事です。
40台に入ってオリンピックで銀メダル!
普段、リストラ・中間管理職・残業代無し現場の責任有りで苦しんでいる
我々ミドルエイジにとって、何と勇気付けられる活躍でしょうか。
その後、アーチェリーなどはやはり体力面が伴う事と、かなりの経験を要する事を知りました。
ですが、同じ的スポーツでクレー射撃では、始めてわずか4ヶ月でアジア大会に選ばれ、
2年くらいでオリンピック出場の快挙を成し遂げた人がいるではありませんか!
それと他スポーツでは、夫婦で一緒に始めると、どうしても旦那の方が教える立場になりがちです。その点、クレー射撃など、私も妻も始めての上、周囲にやっている人もいないため、
対等な立場で始められます。

こうして私と妻はクレー射撃を始める事にしました。
その経緯を思い出にすると共に、少ない猟銃所持の情報を求める人にとって
私の経験が少しでもお役に立てればと思い、記録を公開しようと思いました。
私の拙い文章を読んで、クレー射撃に興味を持って頂ければ何より光栄ですし、
ただ単に暇つぶしに読んでみて、「面白い」と思って頂けるだけでもけっこうです。


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